問題セット17
- 練習問題2: 駅前の大型広告設備を更新する計画について、屋外広告物の製作・設置・撤去と直接結びつく環境問題として扱いにくいものはどれか
正解: 4 要点: 廃棄物処理、施工材料による汚染、資材製造に伴う資源・エネルギー消費は、屋外広告物の製作・使用・撤去に直接関連する。一方、地域の森林減少や生物多様性の低下は広告物の管理と直接結びつく問題とはいえない。
- 練習問題26: 看板用書体の寸法について、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 文字の外接寸法が正方形に近くても、ひらがなや欧文は字面いっぱいを使わないものがあり、すべての文字が正方形いっぱいになるわけではない。文字高、活字単位、写植の光学的な寸法調整は別の観点である。
- 練習問題93: 老舗の和菓子店が店先に掛けるのれんについて、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: のれんは屋号や商品名の表示、信用・格式の表現、日よけ、営業状態の表示など複数の機能を持つ。間口いっぱいに掛ける横長ののれんは、通りに沿って繰り返されることで街並みに連続性やリズムを与えるため、連続性を弱めるとする記述が不適切である。
- 練習問題96: 看板の照明計画で使う量(照度・光束・色温度・演色評価数)について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 光束は光源から出る光の量で、単位はルーメン(lm)である。ルクス(lx)は面に入射する光の量を表す照度の単位であり、光束の単位とする記述は誤りである。点光源の照度は距離の2乗に反比例し、色温度が高いほど青白く見える。演色評価数Raは100に近いほど色の再現性がよい。
- 練習問題159: 住宅地の交差点に設置する店舗サインのフェイスデザインとして、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 屋外広告は不特定多数が短時間で見る公共的な情報媒体であるため、目立つことだけでなく判読性と景観との調和が必要である。住宅地では周辺への影響も含めて、明快で過度に刺激的でない表現を選ぶ。
- 練習問題191: 鉄筋コンクリート造の広告塔基礎の配筋に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: コンクリートの中性化は表面から内部へ進むため、かぶり厚さが小さいほど早く鉄筋の位置に達し、鉄筋が腐食しやすくなる。期間が長くなるとする記述は誤りである。かぶり厚さは耐久性・耐火性の確保に関係し、異形鉄筋は丸鋼より付着力が大きい。継手は応力の小さい位置に設ける。
- 練習問題195: 薄型の内照式看板にLEDを採用する説明として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: LEDは白熱光源より発熱が少ないが、電力の一部は熱になるため放熱を完全に不要にはできない。フィラメントがなく長寿命で、小型素子を使え、多色表現が可能という点は採用上の利点である。
- 練習問題209: 看板フレームの高力ボルト摩擦接合に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 一群の高力ボルトは、継手の中央から外側に向かって締め付ける。外側から締めると板の中央部が浮いて密着せず、所定の摩擦力が得られないおそれがある。摩擦接合は接合面の摩擦で力を伝える方式で、摩擦面の処理、一次締め・マーキング・本締めの手順が重要である。
- 練習問題226: 遠くから読む案内板の視認性を下げる表現はどれか。
正解: 3 要点: 文字を背景と同化させると図と地の分離が弱まり、遠距離で判読しにくくなる。大きさ、明度差、周囲との差異を適切に設けることは、対象を見つけて読む助けになる。
- 練習問題231: 観光施設の案内に用いるイラストレーションについて、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: イラストレーションは写実的にも描けるが、必要な要素を省略・強調したり、見えない対象を可視化したりできる。案内文に添えて理解や想像を助ける点も特徴であり、正確な再現だけに限定されない。
- 練習問題237: 誰でも利用しやすい公共施設の案内サインを計画する際、ユニバーサルデザインの説明として適切なものはどれか。
正解: 2 要点: ユニバーサルデザインは、年齢、文化、能力などの違いを越えて、できるだけ多くの人が利用できるように最初から設計する考え方である。特定の障壁を後から取り除くバリアフリーと重なる部分はあるが、対象の想定が異なる。
- 練習問題246: 広告板を支える梁に等分布荷重が作用するとき、たわみが大きい順の組合せとして正しいものはどれか。片持ち梁(自由端)、両端ピ
正解: 4 要点: 等分布荷重を受ける梁では、自由端を持つ片持ち梁のたわみが最も大きく、両端ピン支持、一端固定・他端ピン支持、両端固定の順に拘束が強くなり、たわみは小さくなる。
- 練習問題256: 屋外広告の材料選定に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 一般に広葉樹材の方が針葉樹材より重く堅く、針葉樹は軽くて加工しやすいものが多い。針葉樹を重く堅いとする記述が不適切である。アクリル板の吸湿による寸法変化、塩化ビニル系ラッピングフィルム、めっき鋼板の耐食性の違いは材料選定上の一般的な整理である。
- 練習問題260: 次のマンセル表示のうち、低明度で彩度も低い黄赤系の色に最も近いものはどれか。
正解: 2 要点: マンセル表示では、最初の記号が色相、スラッシュ前の数値が明度、スラッシュ後が彩度を示す。7.5YRは黄赤系で、明度3・彩度3は低明度かつ低彩度である。
- 練習問題263: 高さ18mの自立式広告塔の構造計算に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 屋上広告物や壁面広告物のように建築物に取り付ける広告物の地震力は水平震度1.0Z以上で算定するが、地上に独立して設ける自立式広告塔は建築物の揺れの増幅を受けないため、この値をそのまま準用しない。よって「屋上広告物の地震力算定に用いる水平震度は1.0Z以上とし、自立式広告塔にもこれを準用する」とする記述が不適切である。
- 練習問題320: 既設の壁面広告を改修する現場で、図面と躯体の位置が一致しないことが分かった。対応として適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 図面と現場の不一致は、現場責任者の資格だけを根拠に独断で処理せず、設計者や監理者へ報告して安全性と施工方法を協議する必要がある。既設広告の改修では腐食点検、作業環境、落下防止も併せて管理する。
- 練習問題348: 屋外広告の施工手順に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 鉄筋継手は、部材に生じる応力が小さい位置に設けるのが基本である。湿った溶接棒は所定の乾燥管理が必要で、アクリル板などは熱伸縮を考慮して固定する。また、めっき鋼材の耐久性は環境条件で変わる。
- 練習問題364: 夕方にも読む必要がある商店看板の配色について、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 同じ色相の中で明度を変えると濃淡配色になる。図と地は明度差を確保することで分離しやすくなるが、彩度や明度差を単独で最大化すればよいわけではなく、照明条件との調整が必要である。
- 練習問題375: 複数の案内を1枚の屋外サインに載せる場合の考え方として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 複数の情報が同時に視野へ入るからこそ、重要度や読み順を設計しなければ、見る人は要点をつかみにくい。対象と目的を定め、文字サイズ・配置・色などで情報を階層化する必要がある。
- 練習問題389: 地域企業がCIを導入して店舗サインを刷新する場合の進め方として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: CIはロゴや色だけを作る作業ではなく、企業の理念やイメージを社内外の接点で一貫して示す活動である。店舗サインに加え、営業車、制服、ウェブなどへ展開すると、接触機会ごとの相乗効果が期待できる。
- 練習問題504: ブローホールやアンダーカットなどの溶接欠陥と、その検査・防止策について、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: ブローホールは、溶接金属の内部に気体が閉じ込められてできる球状の空洞(気孔)であり、表面の割れではない。内部にあるため目視では見つけにくく、放射線透過試験や超音波探傷試験などで検出する。アンダーカットは止端部の溝状の欠陥であり、低温時の溶接では予熱などで割れを防ぐ。
- 練習問題526: 広告塔の施工現場における工程・材料管理として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 鉄筋は土や水分による汚れ・腐食を避けるため、地面から浮かせて保管する。溶剤は換気と火気管理を行い、基礎工事には余裕を持たせ、複雑な工程には工程間の関係を示せる表を使う。
- 練習問題567: 湖畔の遊歩道に案内広告を設置する計画について、自然景観との調和に適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 自然景観では、周囲になじむ素材を基本にしつつ、耐久性や構造上必要な異素材を補助的に用いる考え方が適切である。眺望の焦点となる地形や、色を単純に緑へ合わせること、南向きだけを優先することは景観調和の十分条件にならない。
- 練習問題613: 新商品の棚に設置するカード型のPOP広告について、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: POP広告は、売場や購買時点で商品への注意を引き、選択や購入を促す広告である。形状はカード、棚札、立体物などさまざまで、動力の有無や設置場所だけで定義されない。
- 練習問題616: 広告塔の基礎施工に関する用語の説明として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 地業は基礎を支える地盤を整える作業を指す。掘削側面を矢板や切ばりで保持するのは山留めであり、地業の説明ではない。根切りは掘削、建て方は骨組みの組立てを表す。
- 練習問題645: 通勤者が歩行中に見る駅前サインの特性について、屋外広告の長所として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 駅前サインは移動中に短時間で見られることが多く、要点を絞った表現が適する。複雑な物語を細部まで読むことを前提にするのは、屋外広告の閲覧条件と合わない。設置場所による対象の絞り込みや反復接触は長所である。
- 練習問題652: 駅前商店街で計画する広告媒体と説明の組合せのうち、誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: ポスターボードはポスターを掲示するための板面であり、屋上に固定する塔状広告そのものを指すものではない。また、設置場所や板面寸法は用途や計画に応じて異なる。
- 練習問題675: 鉄骨造の自立広告塔の製作と防せいに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: さび止め塗装の効果は、黒皮やさび、油分を除く素地調整の良否に大きく左右される。素地調整を省いて塗膜を厚くしても、塗膜の下でさびが進行して早期にはがれるおそれがある。溶融亜鉛めっきは屋外鉄骨の防せいに適し、閉鎖形部材には孔を設ける。アンカーボルトは打込み時に固定する。