広告デザインの練習問題(251問)
問題セット1
- 練習問題18: 欧米の屋外広告史について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: ロンドンでは19世紀から貼り紙の無秩序さが問題視され、規制意識が形成されていた。「ロンドンで無秩序な貼り紙への規制意識が生まれたのは、第二次大戦後になってからである」とする記述が不適切である。
- 練習問題105: 施設案内に図記号を用いる場合の特徴について、誤っている説明はどれか。
正解: 4 要点: ピクトグラムは文字や音声を介さず図形で伝えるノンバーバル媒体である。「ピクトグラムは文章を音声化して伝えるバーバル媒体である」とする記述が不適切である。
- 練習問題128: デジタル化が進む広告業界の変化について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: インターネット広告は、利用者の属性や閲覧履歴を使った個別的な配信を発達させ、不特定多数向けから個人向けへの変化を促した。向きを逆に述べた「インターネット広告は、個人向けの配信から不特定多数へ一律に届ける配信へと性質を変えた」が適切でない。
- 練習問題130: 屋外広告用プラスチックの説明として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: ポリカーボネートは表面傷には注意を要するが、耐衝撃性に優れる。「ポリカーボネートは衝撃に弱いため、接触しない場所だけに限定する」とする記述は性質を逆に述べているため不適切である。
- 練習問題156: 高齢者にも読みやすい屋外広告物への配慮として、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 図と地の明度コントラストを確保すると、視力が低下した人にも文字や図柄が読み取りやすくなる。「図と背景の明度差を明確にして判読性を高める」とする記述が正しい。
- 練習問題183: 光学式表示装置の仕様書に記載された波長帯のうち、人間の視覚で色として感じられる範囲に最も近いものはどれか。
正解: 2 要点: 人間が色として知覚する可視光線は、およそ380〜780nmの範囲である。選択肢では400〜700nmがその範囲に最も近い。「400〜700nm」とする記述が正しい。
- 練習問題240: 看板の例と、照明の方式の組合せとして誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: LEDを並べて文字そのものを光らせる看板は、光源を直接見せる自発光式であり、反射式との組合せは誤りである。ネオン管の看板は自発光式、投光器で照らす野立看板は反射式、乳白色のアクリル面の内側に光源を入れた袖看板は透過式に当たる。
- 練習問題241: 屋外広告物の文字組に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: スペーシングは文字間隔を調整することであり、活字を必ず重ねる作業ではない。「スペーシングは活字を必ず重ねて組む作業を意味する」とする記述が不適切である。
- 練習問題303: 照明条件と錐体細胞の反応について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 三種類の錐体がほぼ同程度に刺激されると、色相のない白色などの知覚に近づく。「三種類の錐体がほぼ同じ比率で刺激される場合、色相は赤系に固定される」とする記述が不適切である。
- 練習問題350: 屋外広告物製作者の環境対応として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 短期間のスクラップ・アンド・ビルドは廃棄物と資源消費を増やす。「短期間で廃棄・更新される設計を優先し、資材消費を増やす」とする記述が不適切である。
- 練習問題438: 屋外広告物の景観シミュレーションの手法に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 景観シミュレーションは、計画どおりの大きさで広告物を周囲の景観に合成し、実際の見え方を評価するために行う。縮尺を変えて大きく見せると、景観への影響を正しく判断できない。フォトモンタージュによる合成、実際の視点場の選定、同じ条件での複数案の比較は適切な手法である。
- 練習問題453: 広告表現と伝達内容の結び付き方について、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: この記号の分類では、内容と表現が直感的な類比によって結ばれるもの(天秤が公正を表すなど)を象徴とよぶ。形の類似によるものは図像、因果的・物理的な近接によるもの(温度計と暑さなど)は指標である。「天秤の図柄が公正を表すように、内容と表現が直感的な類比によって結び付くものを象徴という」とする記述が適切である。
- 練習問題564: 屋外広告物のライフサイクルコストを考えた経済性の検討に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: ライフサイクルコストは、企画・製作・設置の費用だけでなく、点検や補修、電気代などの運用・維持管理の費用、撤去・処分の費用までを含めた総費用である。設置後の点検費用を含めないとする記述は誤りである。耐久性の高い材料による総費用の抑制、運用費や撤去費の算入は適切な考え方である。
- 練習問題643: サインの種類と、その役割の組合せとして誤っているものはどれか。
正解: 1 要点: 規制サインは、禁止や注意など、利用者の行動を規制するための情報を示すサインである。施設の歴史や展示物の由来を解説するのは説明サインであり、組合せは誤りである。誘導サインは方向、記名サインは名称、案内サインは全体の配置と現在地を示す。
問題セット2
- 練習問題5: 電磁波と光を、波長の長いものから短いものへ順に並べたものとして、正しいものはどれか。
正解: 3 要点: 可視光線はおおむね380〜780nmの範囲で、その中では赤が最も波長が長く、紫が最も短い。赤より波長の長い電磁波が赤外線、紫より短いものが紫外線であり、さらに短いものにX線やγ線がある。したがって、長い順に赤外線、赤の光、紫の光、紫外線となる。
- 練習問題41: 照明光源に関する事項の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: ナトリウムランプはナトリウム蒸気中の放電を利用する放電光源であり、フィラメントを加熱して発光させる方式ではない。フィラメントの熱放射を利用するのは白熱電球である。
- 練習問題46: 色料の三原色に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 色料の三原色はイエロー、シアン、マゼンタで、絵の具やインクを混ぜて色を作る減法混色の基礎である。赤・緑・青は光の三原色、色相・明度・彩度は色の三属性である。
- 練習問題48: 看板の文字の大きさや見え方に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 文字の大きさは、見る人と看板との距離に応じて決める必要があり、遠くから見る大型看板では近くで見る案内板より大きな文字が必要になる。同じ大きさにそろえるとする記述は誤りである。適度な余白、画数の多い漢字のつぶれ、白抜き文字が太く見えやすいことは、文字を設計するうえで考慮すべき点である。
- 練習問題58: 景観調和について、設置場所の(a)の特性、建物や広告物の形態・規模・(b)・色彩を総合して検討する。周辺景観に溶け込ませ
正解: 1 要点: 景観調和は、設置される地域の特性と、形態・規模・素材・色彩などを総合して考える。周辺景観に溶け込ませる色彩方法は融和的調和である。
- 練習問題91: 駅前を走行するラッピングバスについて、沿道景観と交通安全を踏まえた説明として適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 移動広告は多数の地点で露出するため、固定看板とは異なる広域的な影響を持つ。走行経路や表示面の大きさ・図柄を踏まえ、景観と交通安全の双方を確認する。
- 練習問題147: 夜間の屋外広告物の照明計画に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 周囲が暗い夜間に昼間と同じ高い輝度で表示すると、まぶしさ(グレア)や光害の原因となる。LEDビジョンは周囲の明るさに応じて輝度を調整することが求められ、常に最大輝度とする記述は誤りである。内照式の光源配置、外照式の投光の向き、点灯時間の管理は適切である。
- 練習問題219: 丘陵、河岸、歴史地区の3地点で広告塔の設置候補を比較する。各地点の景観特性に対する配慮として、最も不適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 地形景観では、丘陵の稜線や河岸の水平的な広がりを広告物で分断しないことが重要である。歴史地区では周辺建築との関係を踏まえて規模・素材・色彩を調整する。
- 練習問題227: 屋外広告物の掲出場所の選び方に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 似た色や形の看板が密集する場所では、個々の広告が周囲に埋もれて識別されにくくなる。密集するほど目立つとする記述は誤りである。周囲と差別化する工夫や場所の選び直しが必要になる。視線の集まる場所の選定、運転者向けの大きく簡潔な表示、歩行者向けの情報量の調整は適切である。
- 練習問題278: 同じ商品写真でも、質感を実物に近く見せることが目的の場合と、背景を大きくぼかして商品を強調する場合とで、撮影上の判断が異
正解: 1 要点: 背景をぼかして商品を強調するには、一般に絞りを開いて被写界深度を浅くする。絞り込みによる深い被写界深度は、商品と背景を広く鮮明にする表現に向く。
- 練習問題310: 商店街の入口に設置する広告の評価項目について、審美性の評価として最も直接的なものはどれか。
正解: 4 要点: 審美性は、形態や色彩のまとまり、周辺環境との美的調和など、広告の美的構成を評価する観点である。可読性や経済性とは区別される。
- 練習問題345: 加齢による目の機能低下に配慮した屋外広告物の設計として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 加齢により焦点調節力や暗所での視認力が低下するため、可読性の高い書体を大きく用い、明度コントラストを確保し、情報を絞ることが有効である。掲出位置を高くすると見上げ角度と視距離が増し、かえって見づらくなる。
- 練習問題406: サインの実施設計図をもとに、製作者が部材の寸法、接合方法、加工方法などを詳細に描き、製作に入る前に設計者の承認を受ける図
正解: 3 要点: 製作図(施工図)は、実施設計図をもとに製作者が部材の寸法、材料、接合方法、加工方法などを詳細に描く図面で、製作に入る前に設計者の承認を受ける。ゾーニング図は計画初期の配置の考え方、完成予想パースは完成時の見え方、現況調査図は設置場所の現状を示す。
- 練習問題538: 住まいの外にいる消費者を対象とする広告媒体に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: OOH(out of home)メディアは住まいの外にいる消費者を対象とする広告媒体の総称で、屋外広告物のほか交通広告、施設広告、店内広告などを含む。DECは効果指標の名称である。
- 練習問題588: 屋外サインの表示面について、アクリル板と塩化ビニル樹脂板を同じ厚さ・用途で比較する。加工時の曲げやすさと表面仕上げを踏ま
正解: 1 要点: 塩化ビニル樹脂板はアクリル板に比べて柔軟性があり、加工上の利点がある一方、光沢がやや低く表面に傷がつきやすい。屋外では紫外線などの劣化も考慮する。
問題セット3
- 練習問題31: 地区の屋外広告物の規模・総量に関する記述として適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 景観への影響は表示面積の合計だけでなく、配置、密度、色彩、高さ、周辺建築との関係によって変わる。
- 練習問題160: 都市景観の構成要素としての屋外広告物について適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 屋外広告物の景観上の存在感は、広告費の割合だけでなく、規模、配置、密度、周辺建築との関係によって評価される。
- 練習問題181: 展示案内の図版について、イラストレーションの性質を説明したものとして適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: イラストレーションは、対象を簡略化・誇張・再構成して意図を伝えられる表現であり、実物と同じ寸法や輪郭の正確な再現を成立条件とはしない。したがって「イラストレーションは、対象の寸法や輪郭を実物と同じ比率で再現しなければ成立しない」とする記述が不適切である。
- 練習問題228: 時速50kmで走行する車から100m手前で読ませる案内表示について、文字の大きさと判読に関する記述として適切でないものは
正解: 1 要点: 走行速度50km/h、視距離100mの条件では判読できる文字高は最低でも20cm程度が目安であり、10cmでは不足する。文字高は視距離にほぼ比例し、走行中は判読できる文字数も静止時より少ない。
- 練習問題236: 高齢者にとって見やすい屋外広告物の表示に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 加齢によって明るさの変化への順応は遅くなる。そのため、照明の明暗差が大きいと見えにくい時間が生じやすく、明暗差を抑える配慮が必要である。水晶体の黄変による色の見分けにくさ、グレアへの配慮、線の太さが十分な書体の採用は、高齢者に見やすい表示の考え方である。
- 練習問題302: 移動する車体広告の企画として適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 移動媒体は接触時間が短いため、細かな説明を大量に載せるより、短時間で理解できる情報量に絞る必要がある。
- 練習問題332: サイン素材と保守方法の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 1 要点: アクリル板は砂じんを除いてから柔らかな布で水拭きし、傷を避ける。素材ごとに水分量や薬剤を調整する必要がある。
- 練習問題339: マンセル表示10YR6/8の色に対向する色相の説明として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: マンセル色相環では10YRの対向はおおむね10B付近の青系であり、5R付近の赤系ではない。赤の対向は青緑(5BG)付近である。
- 練習問題405: サイン画面の製作方法について、正しい組合せはどれか。
正解: 3 要点: シート加工は発色・色の均質性・耐候性に優れ、CIなど同じ色を反復するサインに適する。大型出力機は写真や多色表現に向くが、正確な色再現や大面積の単色には色調整や色むらへの注意が必要である。
- 練習問題470: OOHメディアに該当しないものはどれか。
正解: 3 要点: 新聞は紙面を家庭や職場で読む媒体で、家庭外接触を前提とするOOHではない。
- 練習問題499: 明治期の広告事情に関する記述として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 明治後期に三大広告と呼ばれたのは薬品、化粧品、書籍であり、酒類は含まれない。新聞広告や引札の利用、医薬品・化粧品の出稿の多さは当時の広告事情に沿う。
- 練習問題534: 人の視覚のしくみに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 色の識別にはたらく視細胞は錐体で、中心窩に多く分布する。杆体は暗い所での明暗の感知にはたらき、中心窩の周辺部に多く分布する。杆体と錐体の働きと分布を取り違えた記述は誤りである。中心窩付近での識別能力、プルキンエ現象、暗順応の時間に関する記述は適切である。
- 練習問題641: 道路情報板等で光を使う際の留意点として適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 道路情報板に対する運転者の観測時間は極めて短いため、色数や情報量を増やすと誤認が生じやすい。LEDは省電力であり、光による表示は昼夜を問わず効果がある。
- 練習問題646: 歩道に面する突き出し広告の計画として誤っているものはどれか。
正解: 3 要点: 突き出し広告は視認性だけで突出量を増やすのではなく、通行安全、構造基準、維持管理を踏まえて計画する。
問題セット4
- 練習問題32: 屋外広告メディアの説明として不適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 車両内の広告を一社で統一するのはトレインジャックであり、街区や地域を占有する概念とは異なる。
- 練習問題59: 屋外広告物の色彩の扱いに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: マンセル表色系の彩度は色の鮮やかさを表し、数値が大きいほど鮮やかな色、小さいほど灰色に近い落ち着いた色になる。数値が大きいほど灰色に近いとする記述は誤りである。三属性による表し方、地色の高彩度色が突出して見えること、小面積のアクセントとしての使い方の記述は適切である。
- 練習問題82: 屋外広告物の維持管理について不適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 金属製部材も腐食や疲労、接合部の緩みが生じるため、定期点検が必要である。材料が金属だから点検不要という説明は不適切である。
- 練習問題100: 大正・昭和から高度経済成長期にかけての日本の屋外広告の移り変わりとして、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 日本でネオンサインが広告に広まったのは大正時代の末から昭和時代の初めにかけてで、平成時代に入ってからではない。1964年の東京オリンピックでのピクトグラムの活用、大正時代のアドバルーンによる宣伝、高度経済成長期の屋上広告やネオンサインの増加の記述は適切である。
- 練習問題127: 照明に関する記号と説明の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 2 要点: K(ケルビン)は色温度の尺度である。lxは照度、cd/m²は輝度、Raは演色性の指標である。
- 練習問題132: 人の視知覚(錯視や図と地など)に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 図と地の関係では、一般に囲まれた領域や小さい領域、閉じた形の方が図として浮かび上がって見えやすく、それを囲む領域は地として背景に退く。囲む領域の方が図になりやすいとする記述は誤りである。ミュラー・リヤー錯視、明るさの対比、主観的輪郭の記述は適切である。
- 練習問題149: 色料の三原色の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 3 要点: 印刷インキなどの色料では、シアン、マゼンタ、イエローが三原色となる。赤・緑・青は光の三原色である。
- 練習問題315: サインとしての光について不適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 光源を強くするだけでは、眩しさや背景との関係により見やすさが向上するとは限らない。適切な輝度とコントラストが必要である。
- 練習問題363: コミュニケーションデザインに関わるもののうち、遠隔通信に当たらないものはどれか。
正解: 2 要点: 遠隔通信は離れた相手へ情報を伝える手段であり、のろし、旗信号、太鼓や鐘の音などが当たる。火を囲んで連帯感を高める行為は情報を遠方へ伝えるものではない。
- 練習問題420: 屋外広告で用いる和文書体について、不適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 屋外広告では、1行の文字数を増やすために文字を小さく詰め込むと、遠距離での判読性が低下する。文字量を抑え、距離に応じたサイズ・太さ・字間を設定する必要がある。
- 練習問題515: 日本の歴史的な屋外広告について、不適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 大規模で派手な屋外看板が出現するのは明治時代になってからであり、室町時代に一般化していたという説明は誤りである。室町時代には暖簾などが屋外広告の役割を果たし、江戸期には引札や錦絵、意匠を凝らした看板が発達した。
- 練習問題579: 照明光源の特性と広告利用の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 2 要点: LEDは低消費電力で長寿命のため、文字や輪郭の照明に広く用いられる。ほかの選択肢は光源の一般的特性と一致しない。
- 練習問題649: 建築物と調和した屋外広告を実現する方法として不適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 周辺より突出した大きさや過度な点滅を一律採用すると、建築物や街並みとの調和を損なう。
- 練習問題671: 高齢者に配慮した広告表示として、適切な組合せはどれか。
正解: 1 要点: 高齢者向け表示では、文字を大きくし、図と地のコントラストを明瞭にし、説明を簡潔にし、掲示位置を低くして見やすくすることが重要である。
問題セット5
- 練習問題146: 屋外広告物の情報の整理と文字の扱いに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: すべての情報を同じ大きさ・同じ色で強調すると、どれが重要なのかが分からなくなり、かえって短い時間で要点が伝わらない。情報に優先順位を付けて強弱をつけることが大切である。優先順位に応じた大きさ、要素の絞り込み、景観に配慮した文字の大きさの記述は適切である。
- 練習問題173: 良好な都市景観の形成に配慮した屋外広告物の規模や総量に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 景観への影響は表示面積の総量だけでなく、広告物の配置、高さ、色彩、建築物や街路との関係によって変わる。面積合計だけでほぼ判定できるとする記述が不適切である。
- 練習問題196: ラッピング広告に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: ラッピング広告は、バスや鉄道車両などの輸送車両のほか、建物の壁面などにもシートを貼って用いられる。車体に限られるとする記述は誤りである。柔軟性のある塩化ビニル系シート、再はく離性の粘着剤、大型インクジェット出力機による印刷の記述は適切である。
- 練習問題216: 言語的な伝達と非言語的な伝達に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 非言語的な伝達(ノンバーバルコミュニケーション)は、言葉以外の手段による伝達で、絵やピクトグラム、色、音、匂い、表情、身振りなどさまざまな方法がある。音や匂いが伝達の手段に含まれないとする記述は誤りである。文字による文章は言語的な伝達(バーバルコミュニケーション)に当たる。
- 練習問題264: 駅前の案内サインに用いる配色について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 機能的効果は、図と地の明度差や色相差などによって文字・図柄を見やすくする働きである。色彩調和だけで明度差不足を補えるとする記述が不適切である。
- 練習問題283: サインの計画から設置後までの工程を順に並べたものとして、正しいものはどれか。
正解: 2 要点: サインの計画は、現況調査で利用者の動線や環境を把握し、基本計画で全体の方針と体系を定め、基本設計で形や配置の大枠を決め、実施設計で詳細な図面や仕様をまとめる。その後、製作者が製作図を作成して承認を受けてから製作・施工を行い、設置後は維持管理を行う。
- 練習問題284: サインやシンボルにおける記号の表現と内容の関係について、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: この記号の分類では、内容と表現が直感的な類比によって結ばれるもの(鳩が平和を表すなど)を象徴とよぶ。因果的・物理的な結び付き(濡れた路面と降雨など)は指標、形態の類似(車いす利用者のピクトグラムなど)は図像である。
- 練習問題321: 照明に関する指標の説明として、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 演色性は基準光源と比べた色の再現性で、平均演色評価数Raで示す。よって「演色性は、物体の色の再現の自然さを示し、Raで評価する」とする記述が適切である。
- 練習問題371: サイン文字の可読性・視認性に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 白抜き文字の見やすさは背景との輝度差、色彩、照明条件、文字の太さなどに左右され、明るい背景なら常に有利になるわけではない。よって「白抜き文字は背景が明るいほど輪郭が安定し、背景色や照明条件にかかわらず暗い背景より見やすくなる」とする記述が不適切である。
- 練習問題390: 色彩の進出性・後退性に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 赤・橙・黄などの長波長の色は近くに、青・紫は遠くに見える。この効果は周囲との明度差が大きいほど高まり、色彩の進出性・後退性と呼ばれる。
- 練習問題473: 視距離と文字の高さ、明度差、書体の横画の見え方など、遠くから読ませる文字について適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 明朝体は横画が細いため、遠くから見ると横画がかすんで消えたように見えやすく、遠方から見る看板には線の太さが均一なゴシック体などが向いている。明朝体の細い横画が消えにくいとする記述は誤りである。視距離に応じた文字高、明度差の重要性、運転者向けの語数の削減の記述は適切である。
- 練習問題488: 街並みに設置する広告物の評価軸について、誤っている説明はどれか。
正解: 1 要点: 審美性は美しさや調和に関する価値であり、読み取りやすさは主に機能性・可読性に属する。よって「審美性とは、文字や図柄を短時間で読み取れる機能性そのものである」とする記述が不適切である。
- 練習問題513: サイン製作プロセスにおける調査項目と作業内容の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 4 要点: 素材調査では、材料の性能や耐久性、加工方法、調達可能性を確認する。したがって「素材調査―候補材料の耐久性や加工方法、安定調達の可否を確認する」とする記述が正しい。
- 練習問題536: 視知覚の恒常性に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 大きさの恒常性では、網膜像が小さくなっても物体の実際の大きさを保って知覚する。車体が縮むと感じるとする記述が不適切である。
- 練習問題656: 照明光源の特性と広告用途の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 4 要点: ネオン管は管を文字や図形の輪郭に沿って配置する線状光源で、点滅表示や演出にも用いられる。よって「ネオン管―屈曲した管による線状発光―文字輪郭の表示や点滅演出」とする記述が正しい。
問題セット6
- 練習問題80: 駅前の大型サインを計画する際、デザインの三条件について適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 美しさは広告単体だけでなく周辺環境との関係で評価され、風雨などの厳しい条件下でも不要になるわけではない。機能性と製作・環境面を含めた三条件を、用途に応じて調整する。
- 練習問題152: 商店街の看板を更新する際の景観上の考え方として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 街並み景観では、個々の広告の目立ちやすさだけでなく、周辺との関係や全体の調和を考える必要がある。個性の競争を無調整に進めても、統一感や魅力が生まれるとは限らない。
- 練習問題174: 冷凍食品の新商品の広告で、(ア)できたての質感やみずみずしさを伝える表現と、(イ)調理の手順を簡潔に伝える表現の組合せと
正解: 3 要点: 食品のシズル感(できたての質感やみずみずしさ)は、実物を写した写真で伝えるのが効果的である。一方、調理の手順のように順序や要点を伝える情報は、図解で単純化して示すと理解しやすい。伝えたい内容に応じて表現手法を使い分ける。
- 練習問題291: 商店街の照明付き広告について、方式と運用の説明として適切なものはどれか。
正解: 2 要点: ネオン管は耐候性があり、点滅などの演出に利用されてきた。内照式とエッジライトは光の導入位置と拡散の仕組みが異なり、交通が集中する場所では演出の安全性も検討する。
- 練習問題322: LEDを「第四世代の光」とする整理で、第三世代に当たる光源はどれか。
正解: 4 要点: 光源の発展は、燃焼による炎の光(ろうそく、ガス灯など)を第一世代、電流で熱して光らせる白熱電球を第二世代、放電を利用する蛍光ランプを第三世代とし、半導体で発光するLEDを第四世代とする整理がある。
- 練習問題469: 色の三属性について、正しいものはどれか。
正解: 3 要点: 色の三属性は色相、明度、彩度である。白・灰・黒は色みを持たず、彩度がない無彩色であり、色相によって分類される有彩色とは異なる。
- 練習問題483: 駅前の電飾サインを10年以上使用する前提で、製作時の配慮として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 長期使用の屋外広告では、増設・表示交換に対応する拡張性と、排水や防虫を含む耐候性が重要である。短期間で交換する仮設部材を主要部に用いるのは不適切である。
- 練習問題490: 屋外広告の効果を測る指標に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: フリクエンシーは、広告に接触した人が一定期間に平均して何回接触したかを表す指標である。通過人数の合計はフリクエンシーではない。リーチは1回以上接触した人の割合、DECは広告を見る機会のある日々の通行量であり、視認性は面の大きさ、距離、角度、遮へい物で変わる。
- 練習問題491: 駅前広場と都市高速道路周辺に設置される大型広告について、景観・安全面の説明として適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: タイムズ・スクウェアやピカデリー・サーカスのような大型広告の集積は、都市の活気や個性を形づくる要素として肯定的に評価される面があり、一様に否定的とはいえない。大型広告は密度、位置、輝度によって景観や交通安全への影響が変わるため、場所ごとに評価する。
- 練習問題511: 複数の展示室がある文化施設で、入口の案内図から来館者が現在地と目的室を確認し、途中の経路を自分で選ぶ方式について、正しい
正解: 1 要点: ランダムアクセス型は、地図などの空間系サインで全体を把握し、利用者が目的地までの経路を選ぶ方式である。比較的自由に移動できる、施設内のようなまとまりのある空間に適する。
- 練習問題561: 写真植字を用いた看板原稿の作成について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 写真植字は写真原理を利用した文字出力で、レンズによる変形も可能だった。級数は文字サイズを示す単位であり、7級を最大とする説明は誤りである。
- 練習問題625: 病院の案内サインをユニバーサルデザインの考え方で計画する場合、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: ユニバーサルデザインでは、文字を太くするだけでなく、字間、情報量、コントラスト、設置高さを一体で検討する。線幅や情報量を一方向に増やせばよいわけではない。
- 練習問題633: 案内記号に関する説明として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: シンボルは象徴や視覚記号を指し、サインは標識・しるしを含む広い概念である。ISOTYPEや校章の例からも、用語の境界は用途と文脈により重なり得る。
- 練習問題634: 伝統的な商店のサインに関する説明として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 伝統的な看板は、商品陳列、ショーウィンドー、のれん、パブサインなど地域や商習慣に応じて多様な形で店を識別させてきた。英国のパブサインも店独自の意匠を持つ。
- 練習問題638: 歴史的街並みに設ける店舗案内広告の色彩計画について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 屋外広告の色彩は、伝達性だけでなく周辺の建築・植栽・光環境との調和から決める。目立たせる目的があっても、周辺色を確認せず高彩度色を広範囲に用いるのは不適切である。
- 練習問題677: 屋外広告の照明に使われる光源と、その説明の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 1 要点: キセノンランプは、キセノンガス中の放電で発光する光源で、太陽光に近い分光分布の白色光が得られ、演色性がよい。水銀ランプは放電灯、LEDは半導体による発光、ハロゲンランプは白熱電球の一種で点灯直後から明るい。
問題セット7
- 練習問題9: 看板照明の光源の色温度に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 色温度は光の色合いを表す量で、単位はケルビン(K)である。光の量(明るさ)を表すものではなく、色温度の値が大きいほど照らす光の量が多いとする記述は誤りである。色温度が低いと赤みを帯びた落ち着いた光、高いと青みを帯びた光になり、同じ照度でも色の印象が変わる。
- 練習問題75: 商業施設のフルカラー電光表示板をLEDで更新する。LEDの仕組み・用途に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: LEDは三原色を組み合わせたフルカラー表示が可能であるため、現在も三色表示ができないという説明は誤り。
- 練習問題106: 看板照明に用いるLEDの特徴に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: LEDは熱に弱く、周囲温度や発光部の温度が高くなると発光効率が下がり、寿命も短くなる。そのため看板に組み込む際は放熱を考慮する必要がある。長寿命、小型で配置しやすいこと、点灯・消灯の応答が速いことは、LEDの特徴である。
- 練習問題111: ピクトグラム(図記号)のデザインと活用に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: ピクトグラムは、対象の特徴を残して細部を省き、形を単純化することで、遠くからでも短時間で意味が伝わるようにする。細部を描き込むほど理解しやすくなるとする記述は誤りである。安全図記号の色と形の組合せ、多言語表記との併用は、図記号を活用するうえで適切な考え方である。
- 練習問題141: 日本の広告媒体に関する次の出来事を、古いものから順に並べたものはどれか。a. 江戸期に店頭の暖簾が商標・広告の役割を担っ
正解: 1 要点: 江戸期の店頭広告、明治中期の博覧会照明、明治後期の広告気球、大正期の屋上電飾の順に成立したと整理できる。
- 練習問題273: 乾燥や木口の保護、防腐処理など、木製の看板を長持ちさせる工夫について適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 一般に、樹皮に近い辺材は養分を含み腐朽や虫害を受けやすく、中心部の心材の方が腐りにくい。地面に接する支柱に辺材を選ぶとする記述は誤りである。十分に乾燥させた材の使用、木口の保護、防腐・防蟻処理や塗装は、木製の広告物の耐久性を高める方法である。
- 練習問題282: 屋外広告の文字組みに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: スペーシングは文字間を調整することであり、活字を食い込ませることを本来の意味とするものではない。
- 練習問題357: 屋外広告・交通広告のメディアとしての特性に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 屋外広告や交通広告は、通行する人が選ばずに目にするメディアであり、関心の有無にかかわらず幅広い人に接触する。受け手が自ら選んで閲覧する性質は、雑誌やウェブ検索などの特性である。反復接触、移動経路の決まった層への接触、地域を絞った訴求は、屋外広告・交通広告の特性である。
- 練習問題402: 駅前広場に設置予定の案内広告について、周辺景観との調和を確認する測色調査を行う。方法として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 離隔測色は自然光や周辺環境の影響を受けるため、測定条件と時刻を定めて比較可能性を確保する必要がある。測定を漫然と一日中続ければ、条件差が増えて評価が不安定になる。
- 練習問題471: 素材別の維持管理として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 木材に有機溶剤を使うと塗装や材を傷めるおそれがあるため、中性洗剤を薄めた水拭きなどを基本とする。
- 練習問題472: 奥行きのある景観で屋外広告物を配置する方法として、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 広告物は主要な視点から前景化しないよう距離を確保し、輪郭線を避け、周辺景観と色彩を調和させる。
- 練習問題532: 記号の内容と表現の結び付き方による分類について、例と分類名の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 記号は、内容と表現の結び付き方によって、形の類似による図像、因果や近接性による指標、類比や約束事による象徴に分けられる。足跡と人の通過は近接・因果の関係なので指標である。鳩と平和は象徴、飛行機の形の記号は図像、煙と火は指標に当たる。
- 練習問題586: 環境配慮として広告物製作者が行う対応のうち、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 短期間でのスクラップ・アンド・ビルドは材料消費と廃棄を増やすため、環境配慮の方向に反する。
- 練習問題655: 加齢による視覚の変化に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 加齢により瞳孔が小さくなり水晶体の透過率も下がるため、網膜に届く光が減り、暗い場所での見え方は低下する。暗所での見え方が向上するとする記述は誤りである。老視による近くの見えにくさ、白内障によるかすみやまぶしさ、視野が狭くなる傾向は、加齢による変化である。
問題セット8
- 練習問題12: 照明と光源の歴史に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: LEDが看板照明に広く使われるようになったのは、青色LEDが実用化された平成時代以降であり、明治時代ではない。明治時代は、アーク灯や白熱電球が日本に導入され始めた時期である。エジソンの白熱電球、青色LEDの実用化、ネオンサインが大正末から昭和初期にかけて広告に広まったことの記述は適切である。
- 練習問題222: 自然景観の中に設置する屋外広告物について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 遠くから見て効果が得られる規模の広告物は、広い範囲の眺めの中で目立ち、自然景観への影響が大きい。自然景観では、近景・中近景の限られた範囲で必要な情報を伝える控えめな広告物を基本とし、遠景のスケールで目立つ大規模な掲出こそ抑えるべきである。
- 練習問題244: 配色の例と、主に関係する色彩調和の原理の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 色彩調和の原理には、色空間で規則的な位置関係にある色の配色が調和するとする秩序性、自然界の見慣れた配色をモデルとする親近性、共通する要素を持つ配色が調和するとする共通要素(類似性)、色の差があいまいでない配色が調和するとする明瞭性がある。色相環で等間隔に並ぶ3色の配色は、秩序性の原理に当たる。
- 練習問題318: 視覚情報の受容と伝達について、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 角膜と水晶体を通った光は網膜に結像し、視細胞で受容・信号化される。その情報は視神経を介して脳へ伝達される。
- 練習問題344: 広告サインの環境対策と対応の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: 省資源では、必要な規模と数量に抑えて材料使用量や将来の廃棄量を減らす。必要以上の大型化はこの目的に反する。
- 練習問題365: 街路景観における屋外広告物のコントロールとして誤っているものはどれか。
正解: 3 要点: 広告物は総量が同じでも、集中・分散、大小、配置の連続性によって景観への影響が異なる。総量だけで印象が同じになるわけではない。
- 練習問題403: 色覚の多様性に配慮した表示(カラーユニバーサルデザイン)に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 歩行者用信号機では、灯火の色に加えて人の形のピクトグラムで「止まれ」「進め」を示しており、色の違いが分かりにくい人にも意味が伝わるよう配慮されている。色覚の多様性への配慮と関係がないとする記述は誤りである。形や文字の併用、赤と緑の組合せへの注意、明度差の確保は適切な配慮である。
- 練習問題426: 屋外広告物とインターネットに関する説明として誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: インターネットは速報性と情報量に優れるが、情報の正確性や信頼性は発信者・内容によって異なる。常に高信頼とはいえない。
- 練習問題448: 走行中の車両から見る屋外広告について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 走行中の視認では、速度が高いほど広告を見られる時間が短くなる。情報を増やしすぎると判読が追いつかないため、要点を絞り、文字や図形を整理する必要がある。
- 練習問題449: 家紋・シンボル・ピクトグラムについて、適切でない説明はどれか。
正解: 2 要点: 対象と隣り合う関係(近接性)によって対象を示す記号は指標(インデックス)であり、図像(イコン)は形の類似性によって対象を示す記号である。ピクトグラム、企業シンボル、家紋についての説明は適切である。
- 練習問題539: 屋外広告物のデザイン・製作プロセスとして誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: デザイン段階で素材・加工法・予算・施工可能性まで見通しておかないと、実現不能な案になる。
- 練習問題571: ベルリンやパリ、アメリカの事例を含む欧米の屋外広告の歩みについて、適切でない記述はどれか。
正解: 4 要点: 欧米の都市でも、乱雑なビラ貼りや景観を損なう看板に対して規制や事業者の自主規制、市民の反対運動が行われ、節度ある広告景観が築かれてきた。規制が行われたことはないとする記述は誤りである。ベルリンの広告柱、パリのモリス広告塔、アメリカのビルボードの発達の記述は適切である。
- 練習問題592: 表面の性質と光の反射・見え方に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 光沢の強い表面は外光や周囲の光源を鏡のように映し込むため、表示面に使うと映り込みで内容が見えにくくなることがある。映り込みが減るとする記述は誤りである。映り込みを抑えるには、つや消しの材料を選ぶなどの工夫が有効である。光沢面の正反射、つや消し面の拡散反射、暗い色の光の吸収の記述は適切である。
問題セット9
- 練習問題55: 屋外広告物の文字の判読性に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 欧文を大文字だけで綴ると、小文字を交えた文章に比べて読む速度が5〜10%ほど落ちることが、読みの研究で報告されている。読み慣れた小文字まじりの表記に比べて大文字だけの表記は読み慣れていないことが、主な理由とされる。長体を強くかけること、字間を詰めすぎること、斜体の多用は、判読性を下げる。
- 練習問題201: 屋外広告・交通広告の媒体と、その説明の組合せとして誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: アドトラックは、トラックの荷台などに広告面を設け、街中を走行しながら広告を見せる媒体であり、駅構内に固定する看板ではない。中吊り広告、デジタルサイネージ、ラッピング広告の説明は正しい。
- 練習問題202: 屋外で使う木製看板の仕上げと金物に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 木材の含水率が高い状態で塗装すると、塗料の付着や浸透が悪くなり、塗膜のふくれやはがれの原因となる。塗装は十分に乾燥した状態で行う。造膜型塗料の塗り替え、浸透型塗料による木目を生かした仕上げ、耐食性のある金物の使用は適切である。
- 練習問題205: 広告情報の受け手としての色覚の多様性への配慮に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 色覚に障がいがある人は男性に多く、女性は少ない。試験では日本人男性約8%・女性約0.5%と示された例があるが、一般には男性約5%・女性約0.2%程度とされることも多い。白内障など加齢による識別の変化もあわせ、屋外広告物の色彩表現には配慮が必要で、JISの安全色は色の見え方の多様性に配慮して検討されている。
- 練習問題207: ノンバーバルコミュニケーションに当たらないものはどれか。
正解: 2 要点: 言葉による説明はバーバルコミュニケーションであり、ノンバーバルには含まれない。香り、図形、音楽は言語を使わない伝達である。
- 練習問題249: 屋外広告物で色情報を伝える方法として、不適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 周辺景観への調和は重要だが、文字と背景の色差まで小さくすると視認性が低下し、色情報が伝わりにくい。商品・企業・案内の意味に対応させつつ、識別できる色彩を用いる必要がある。
- 練習問題337: 光源の種類と、照らされた看板の色の見え方に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 白熱電球は長波長の赤みの光を多く含むため、赤や橙の色が鮮やかに見え、青や緑は沈んで見えやすい。演色評価数が低い光源では色の再現が悪く、低圧ナトリウムランプでは色の区別がしにくい。昼光色は青みを帯びた光で、涼しげな印象を与える。
- 練習問題368: 錐体細胞の反応に関する説明として、不適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 三種類の錐体が同程度に刺激されると、赤色ではなく白色に近い無彩色として知覚される。赤色は長錐体の相対的な反応が強い場合に生じる。
- 練習問題372: 高齢者が読み取りやすい屋外広告物の設計として、不適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 高齢者への配慮では大きな文字、簡潔な表現、明瞭なコントラストが重要である。掲示位置を高くしすぎると視認や判読が難しくなる。
- 練習問題425: 照明に関する量と、その説明の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 3 要点: 輝度は、ある方向から見たときの面の光り具合を表す量で、単位はcd/m²である。内照式看板の表示面の明るさやまぶしさの評価に用いられる。光束はルーメン、照度はルクス、光度はカンデラ、色温度はケルビンで表し、演色性はRaで表す。
- 練習問題467: アメリカで規格化された30シート・ポスターボードのフレームの大きさを、メートルに換算したものとして最も近いものはどれか。
正解: 4 要点: 30シート・ポスターボードのフレームは、幅22フィート8インチ、高さ10フィート5インチである。1フィートは約0.305m、1インチは約0.025mなので、幅は約6.9m、高さは約3.2mとなり、幅が高さの2倍余りある横長の形になる。
- 練習問題512: LEDについて、不適切な説明はどれか。
正解: 4 要点: LEDは省電力・長寿命だが、製品や設備の初期導入費が従来光源より高い場合もある。「必ず安い」とする説明は不適切である。
問題セット10
- 練習問題33: 景観に配慮した屋外広告物の掲出場所や方法に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 歴史的な寺社の参道では、建物の屋上に大型の電飾看板を設けると、伝統的な街並みや境内の雰囲気を大きく損なう。広告物は控えめな規模と落ち着いた素材・色彩とし、周囲の建物に調和させることが望ましい。眺望の要となる場所での掲出の抑制、田園での看板の集約・縮小、夜景への照明の調和は適切である。
- 練習問題74: 路線バスの車体広告を更新する際のデザイン方針として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 車体広告は目立つことだけでなく、運行上の安全、機能表示の識別性、沿道景観や利用者への印象に配慮する必要がある。威圧感や不快感を意図的に強める方針は適切でない。
- 練習問題103: 広告の定義と、関連する活動との違いに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 広告は、明示された広告主が、選択した市場に向けて、アイデア、商品、サービスなどを告知し説得する、有料で非人的な提示・促進の活動と定義される。アイデアや考え方を伝える活動(意見広告や公共広告など)も広告に含まれる。商品やサービスに限られるとする記述は誤りである。
- 練習問題126: 屋外広告メディアに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 車内のすべての広告媒体を同一の広告で統一する手法はメディアジャック(トレインジャック)であり、タウンジャックは駅や街全体の媒体を同一広告主で統一する展開を指す。可変表示、停留所広告、工事仮設面の活用の説明は適切である。
- 練習問題295: 商業施設の入口案内を歩行者向けに設置する場合、視認性と誘目性に関する記述として適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 誘目性は対象へ注意を向けさせる性質、視認性は対象を見分け読み取るしやすさである。誘目性が高くても、判読に必要なサイズやコントラストが不足すれば案内は読めない。
- 練習問題316: 自治体が新しいブランド方針を策定する場合のCI計画に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: CIはCorporate Identityの略称で、理念、組織行動、視覚表現などを統合し、組織として一貫した認識を形成する計画である。
- 練習問題382: 市が駅前の屋根付き待合スペースに広告を導入する場合の説明として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 民間広告を公共空間に導入しても、景観・安全・公共性に関する行政上の審査や施設管理者の責任は残る。収益契約だけで審査を省略することはできない。
- 練習問題388: 色覚特性の異なる利用者にも伝わる屋外広告の設計として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 色覚の多様性に配慮するには、色だけに頼らず文字、形、明度差、パターンを併用する。色覚障がいの大半は赤と緑の識別が困難なタイプで、モノトーンに限定する必要はない。
- 練習問題474: 人の目をカメラにたとえたとき、レンズのピント調節に相当する働きをする部分として、最も適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 水晶体は、毛様体の筋肉の働きで厚さを変え、見る物の距離に応じてピントを合わせる。カメラのレンズのピント調節に相当する。虹彩は絞り、網膜はフィルムや撮像素子、視神経は情報を脳へ送る経路に当たる。
- 練習問題521: 可視光線より波長の短い電磁波に当たらないものはどれか。
正解: 3 要点: 可視光線(おおむね380〜780nm)より波長が短い側には、紫外線、X線、γ線がある。赤外線は可視光線の赤より波長が長い側にあり、可視光線より波長の短い電磁波には当たらない。
- 練習問題527: 屋外広告の配色と視知覚に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 同化は隣接する色の性質が互いに近づいて感じられる現象で、明度差を強める対比とは異なる。広告では同化と対比を区別して判読性を評価する必要がある。
- 練習問題540: 施設の案内サインの計画に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: サインを必要以上に多く設置すると、情報が重複して周囲の景観を乱し、かえって必要な情報が見つけにくくなる。利用者の動線上の判断が必要な位置に、必要な情報を体系的に配置することが大切である。車いす使用者の視点への配慮、明度差の確保、多言語表記とピクトグラムの併用は適切である。
- 練習問題553: 屋外広告の画面製作材料に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 金属エッチングは腐食によって文字や図柄を形成するため、凹凸、反射、明暗の出方を考慮しないと文字が背景に埋もれることがある。材料特性だけでなく判読性も設計する。
- 練習問題610: 歴史的な商店街に設置する高さのある広告塔について、景観シミュレーションの方法として適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 景観シミュレーションは広告物単体の見え方ではなく、視点場、距離、時間帯、照明、周辺建築や樹木などの背景を含めて行う。
問題セット11
- 練習問題4: 商業ビルの窓内側に透明フィルム広告を貼る計画について、説明として適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 窓の内側に貼ったフィルムでも、街路から見えれば建物の外観の一部として景観に影響する。屋内側にあることだけで影響がほぼなくなるとはいえない。
- 練習問題29: 商業ビルの3階に複数テナントの袖看板を設ける。デザイン方針として適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 袖看板では建物との対比を使う場合でも、色彩・素材を無関係に強調しすぎるのは適切でない。建物との調和、複数看板の統一、周辺への圧迫感を総合的に見る。
- 練習問題51: 病院入口の照明付きサインを改修する。見やすさと周辺環境への配慮について適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 光沢面は汚れにくく明るく見える場合がある一方、観察者や車両の位置によって鏡面反射やグレアを生じ、文字の視認性を損なう。光沢化が視認性の面で有利とする記述が不適切である。
- 練習問題131: 子ども向け施設の案内サインにイラストを使う。イラストレーションの説明として適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: イラストレーションは説明や印象伝達のための表現であり、写実的な正確さだけが本質ではない。簡略化や誇張を含む表現でも、情報やイメージを伝えられる。
- 練習問題138: 明治期の広告史について述べたもののうち、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 明治初期に広告物が増えたことと、全国一律の取締法が直ちに制定されたことは同じではない。広告史では地域ごとの規制や後年の制度化を区別する必要がある。
- 練習問題296: 広告用の写真撮影に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 動いている被写体を止めて写すには、シャッター速度を速くする必要がある。遅くすると被写体の動きがぶれとして写る。ISO感度を上げると暗所で撮りやすいがノイズが増え、絞りを開くと被写界深度が浅くなる。RAW形式は現像前のデータで、広告用の色調整に向いている。
- 練習問題326: 高齢者施設の案内サインを照明する場合の説明として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 均一な照明は影を減らすが、陰影がなくなると立体感や面の凹凸が伝わりにくくなる。高齢者向けでも、グレアを抑えつつ適度な陰影と明度差を設計する必要があり、「影の出ない均一な照明は、板面の凹凸や空間の特徴を最もよく伝える」とする記述が不適切である。
- 練習問題424: 米国のポスターボードを複数都市の広告キャンペーンで利用する場合の説明として適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 米国のポスターボード運用では、交通量や視認機会などのデータを用いて掲出場所・期間を管理し、複数都市を結んだネットワーク掲出も行われる。恒久媒体という理解は適切でない。
- 練習問題496: 広告板の塗装仕様を確認したところ、色を「5YR 6/8」のように記録していた。この表記が示すマンセル表色系の三属性の組合
正解: 1 要点: マンセル表色系は、色相(Hue)、明度(Value)、彩度(Chroma)の三属性で色を表す。「5YR 6/8」では、5YRが色相、6が明度、8が彩度を示す。したがって正しい組合せは色相・明度・彩度である。
- 練習問題518: 時速50kmで走行する車両から約100m先の案内サインを読む。説明として適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 走行速度と視距離が増すほど、短時間で読めるように文字を大きくし、情報量を絞る必要がある。設問条件では25cm程度を目安とする選択肢がこの考え方に合う。
- 練習問題522: 屋外広告の照明に使う光源と、その特徴の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 低圧ナトリウムランプは、ナトリウムの発光による橙黄色の単色光に近い光を出し、発光効率は高いが演色性が低いため、色の再現より明るさや経済性が優先される場所に使われる。蛍光ランプは紫外線で蛍光体を光らせ、メタルハライドランプは放電灯、LEDは紫外線・赤外線が少ない光源である。
- 練習問題523: 色覚に関する説明として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 三種類の錐体が同程度に反応する光は白などの無彩色として知覚される。黄色は長波長・中波長に感度をもつ錐体が強く反応し、短波長側の錐体の反応が弱いときに知覚されるため、「三種類の錐体が同程度の強さで反応する光は、黄色として知覚される」とする記述が不適切である。
- 練習問題535: 市が公園の案内板やバス停で広告事業を始める。方針として適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 広告収入は財源となるが、公共施設のすべてに一律導入すると、案内機能や景観、利用者の快適性を損なうおそれがある。場所ごとの基準と公共性の評価が必要である。
- 練習問題574: 商店街の入口に常設する広告サインの企画条件について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 発注者の意向は重要だが、判読性、安全性、景観との調和を無条件に犠牲にできない。これらの条件を満たす範囲で意向を実現する。
- 練習問題580: 山地に設置する屋外広告物の色彩基準を検討している。自然景観との調和を考える際、自然環境色のうち彩度おおむね6までの範囲を
正解: 4 要点: 景観色彩の基準では、自然環境に広く見られる色彩の範囲が手がかりとなる。樹木の葉の色は自然環境色の代表例で、彩度おおむね6までの範囲で構成されるとされるため、樹木の葉の色を挙げたものが適切である。
- 練習問題587: 江戸後期の菓子店が新商品の絵入り広告を木版で刷り、店先と町中で配っている。この印刷物の説明として適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 引札は、江戸期の商店が木版で作り、商品や店の情報を広く知らせるために配布した商業広告である。商品券や公文書とは役割が異なる。
- 練習問題663: 駅から約80メートル離れた店舗看板の書体を選ぶ。説明として適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 屋外広告では、遠距離からの判読性と、店舗・商品のイメージへの適合を両立させる。細すぎる書体や装飾過多の書体は視認性を落とすため避けるのが基本である。
問題セット12
- 練習問題36: 市が駅前、幹線道路沿道、歴史地区を対象に屋外広告マスタープランを改定する。内容として適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 屋外広告マスタープランは、行政が地域の景観特性と広告物の将来像を踏まえて策定し、地区ごとの誘導方針や制度運用の方向を示す上位方針である。広告主や土地所有者だけで策定し行政が関与しないとする記述が不適切である。
- 練習問題144: 銅板に腐食加工で店名を表現し、屋外広告の一部に用いる。適切な説明はどれか。
正解: 1 要点: エッチングや腐食加工は金属表面を選択的に溶かして凹凸を形成する。文字を読ませるには、凹部と周囲の色・反射・照明を含む仕上げの検討が必要である。
- 練習問題189: 駅前広場に面する広告物の計画で、屋外広告士の役割として適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 屋外広告士は、誘目性や独創性だけでなく、法令、構造安全、景観、利用者への伝達性を計画段階から総合的に扱い、設置される場の特性を読み取って強化する表現を選ぶ。誘目性を第一に優先し場への適合を後回しにする記述が不適切である。
- 練習問題272: 湖畔の自然公園に、遊歩道の分岐を知らせる広告兼案内板を設置する。色彩計画として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 自然景観では、周辺の色彩との調和を基本にしつつ、文字と背景の明度差で情報を伝える。看板全体を高彩度の補色で目立たせる記述が不適切である。
- 練習問題288: 時速40kmで走行する車から読む沿道案内看板の書体選択として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 走行車両から読む看板は、視認時間が短い。線幅、字間、サイズ、背景とのコントラストを確保した明快な書体が適切である。
- 練習問題305: 欧米の都市景観政策と屋外広告の関係について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 欧米都市では、広告を商業活動として認めつつも、歴史的外観、都市景観、歩行者安全などの観点から地区別に管理する。商業地区は規制対象外とする記述が不適切である。
- 練習問題312: 観光案内サインのデザイン条件について、A〜Dの組合せとして正しいものはどれか。Aは情報の読み取りやすさ、Bは形態の魅力、
正解: 4 要点: 読み取りやすさは可読性、形態の魅力は造形性、材料・構造・加工の適合は技術性、場所との調和は環境性である。「A=可読性、B=造形性、C=技術性、D=環境性」とする記述が正しい。
- 練習問題313: 道路標識に関する説明として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 道路標識は機能ごとに形状と色彩が制度化されており、警戒標識は黄地に黒の図柄、一般道路の案内標識は青地、高速道路の案内標識は緑地が用いられる。警戒標識を緑、高速道路を黄とする記述が誤りである。
- 練習問題323: マンセル表示と色の見え方に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: マンセル表記では、色相、明度、彩度を順に示す。5Y 6/2 で表される色は黄色系でも彩度が2しかない低彩度色なので、鮮やかな黄色とする説明は誤りである。
- 練習問題341: 夕方の現場で屋外広告の色校正用写真を撮影する場合の説明として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: フィルムでも現像処理やプリント工程で色調を調整できるため、撮影時の設定だけで色が決まるわけではない。デジタルはホワイトバランスや後処理、フィルムはフィルム特性・フィルター・現像等を含めて色再現を考える。
- 練習問題396: 広告板の外装材と表面仕上げの組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: コンクリートでは、表面を洗って骨材を露出させる洗い出し仕上げなどが用いられる。材料ごとに適用される表面技法を対応させる必要がある。
- 練習問題404: 海岸近くの屋外広告の立体文字に樹脂を使う。材料特性と用途の組合せとして適切なものはどれか。
正解: 4 要点: ABS樹脂は成形性と耐衝撃性を持ち、立体文字などの基材に利用できる。樹脂材料は透明性だけでなく、熱・紫外線・衝撃への特性を用途と照合して選ぶ。
- 練習問題446: 日本の歴史的な屋外広告について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 建物の屋根や屋上に取り付ける大規模な屋外看板が現れるのは明治以降であり、江戸前期に一般化していたという説明は誤りである。江戸期の屋外広告は暖簾、のぼり、店頭の看板などが中心で、中期以降に技巧を凝らした看板が増えて幕府の取締りも行われた。
- 練習問題466: 低層住宅と小規模な茶室風店舗が並ぶ通りに自家広告物を設ける。周辺との調和を保ちながら視認性を確保する案として、適切でない
正解: 1 要点: 自家広告物は店舗の存在感だけでなく、通りの高さ、素材、照明、歩行者の視点を総合して計画する。低層で低彩度の街並みに、軒高を超える高彩度・内照式の自立看板を置く案は、周辺との調和を損なうため不適切である。
- 練習問題489: 商店街の内照式広告板で、文字色の再現と板面の均一な照明を両立したい。光源の説明として適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 低圧ナトリウムランプは高い発光効率を持つ一方、ほぼ単色の光となるため色再現性が低い。広告照明では効率だけでなく色の見え方も比較する必要がある。
- 練習問題495: 空港の多言語案内でピクトグラムを併用する。記号設計として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 公共空間の記号は、簡潔性だけでなく共通理解、統一性、必要に応じた文字補助が重要である。解釈が分かれる斬新さを優先する記述が不適切である。
- 練習問題667: 駅前の大型LED表示器を更新する計画について、適切な説明はどれか。
正解: 2 要点: LED表示は小型素子を多数配置して構成され、輝度を上げるほど読みやすくなるわけではない。夜間は周囲の明るさに応じて輝度を下げる制御が必要で、放熱設計や素子の色ごとの劣化差にも配慮する。
問題セット13
- 練習問題20: メタルハライドランプの構造に関する空欄の組合せとして、正しいものはどれか。メタルハライドランプは、(a)を基礎に、発光効
正解: 1 要点: メタルハライドランプは高圧水銀ランプを基礎とし、金属ハロゲン化物を封入して金属原子の線スペクトルを加えることで、発光効率や演色性を改善したものである。
- 練習問題38: ランダムアクセス型のサインシステムが適する環境として、最も適切なものはどれか。
正解: 1 要点: ランダムアクセス型は、利用者が複数の目的地から任意に選び、必要な情報へ直接アクセスする環境に適する。展示会場のような自由回遊空間が代表例である。
- 練習問題49: 人類による火の利用と夜間の屋外広告照明との関係を示す記述ア〜エのうち、照明の機能との対応が最も適切な組合せはどれか。ア
正解: 4 要点: 火には、暗所を照らす機能、周囲に人を集め交流を促す演出的機能、遠方から見える目印・誘導機能があった。これらは夜間の屋外広告照明が持つ視認、演出、誘導の機能と対応する。
- 練習問題71: CI計画と屋外広告の関係について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: CIは企業イメージを統一するための基本方針であり、場所や媒体条件を無視して同一看板を強制するものではない。周辺景観や視認条件を踏まえた展開が必要である。
- 練習問題185: 広告の基本的な役割に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 広告は広告主を明示し、有料または管理可能な形態で非人的媒体を通じてメッセージを伝えるものであり、販売員による人的販売とは区別される。人的媒体によるとする記述が不適切である。
- 練習問題215: 森林や海岸に設置する広告物の色彩計画として、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 自然景観では高彩度色が突出しやすい。彩度を抑え、文字や図形は適切な明度差で読ませると周囲との調和と視認性を両立しやすい。
- 練習問題270: 屋外広告の色彩心理に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 赤や橙などの暖色は進出色として近く大きく感じられ、青系の寒色は後退して見える。見かけの重さは明度、派手さは彩度に左右される。
- 練習問題287: 短時間で読む屋外広告の設計として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 背景と文字のコントラストが低く、細い装飾書体を用いると、遠距離や移動中の視認性が低下する。文字を大きくするだけでは読みやすさは確保できない。
- 練習問題299: 新しい屋外広告メディアに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: インターネットは速報性や情報量に優れるが、発信者や内容の信頼性が自動的に保証されるわけではない。媒体特性と情報の正確性は別に評価する必要がある。
- 練習問題394: 立位の成人、車いす利用者、子どもが共用する施設案内サインについて、主要な文字情報の設置高さの目安として最も適切なものはど
正解: 4 要点: ユニバーサルデザインの案内表示では、複数の利用者の視点高さと視認距離を考慮する。主要情報は床面からおおむね135cm程度を目安にし、文字サイズや設置環境を併せて確認する。
- 練習問題445: 屋外広告物の再利用性を高める設計として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 寸法や接合部を標準化すれば、広告物を分解して部材を交換・転用しやすくなる。再利用性を高めるには、分別と組み替えを考えた設計が重要である。
- 練習問題505: 公共施設や公共交通を広告媒体として活用する施策について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 公共施設への広告導入では、収入を維持管理や整備に活用できる一方、広告内容、掲出位置、安全性、景観、契約責任などを管理者が確認する必要がある。広告主の費用負担だけを理由に提案を無審査で採用することは適切でない。
- 練習問題602: 景観に関わる屋外広告物のコントロールについて、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 景観コントロールでは、サイズと量、設置場所と掲出位置、色彩・光・音などを総合的に扱う。屋外広告物は従来ネガティブな要素として扱われがちだったが、地域の景観特性に配慮しつつ経済活動として街を活性化する取組が求められている。
- 練習問題612: 言語情報と非言語情報の関係について、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 言語情報は文字や音声、非言語情報は表情、姿勢、色彩、形などで伝わる。屋外広告では両者を組み合わせて短時間の理解を促す。
- 練習問題631: 屋外広告の景観シミュレーションについて、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: シミュレーションは実際の景観への影響を予測するため、建物、樹木、空などの背景を含めて評価する必要がある。背景を消すと現実の突出感や調和を判断できない。
問題セット14
- 練習問題99: 商業施設の壁面サインについて、色彩調和の原理と配色方法の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 4 要点: 類似色配色は色相環上で近接する色を用いるため、色相差が小さく、まとまりのある印象をつくりやすい。補色配色とは区別して判断する。
- 練習問題179: 曲面を含む樹脂製サインへのシルク印刷について、方式の特性として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: シルク印刷は素材や形状に適用できる一方、曲面の曲率、表面状態、インク、版、階調処理などの影響を受けるため、常に同一品質になるわけではない。
- 練習問題248: 屋外広告の情報量と判読性について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 表示情報が増えると、見る人が処理すべき量が増え、通常は判読時間も長くなる。
- 練習問題325: 高齢者に配慮した広告設計について、空欄の組合せとして正しいものはどれか。加齢により焦点が合う範囲は(a)なり、(b)を感
正解: 1 要点: 加齢により焦点調節の範囲が狭くなり、コントラストを感じにくくなる傾向がある。大きさと明度差への配慮が重要である。
- 練習問題328: 屋外広告物の照明と光害への配慮に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 夜空へ向かう光(上方光束)は、星空の見え方を悪くし、エネルギーの無駄にもなるため、光害対策ではできるだけ抑えることが求められる。多くするのが望ましいとする記述は誤りである。漏れ光の抑制、点灯時間の管理、住宅への光の侵入への配慮は、光害への適切な対策である。
- 練習問題385: 商業施設の館内サインを製作する工程と作業内容の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 3 要点: 各種申請は、屋外広告物の設置許可、道路・工作物等に関する必要な手続を確認して行うもので、画像編集ソフトの保存形式を自治体へ届け出る手続ではない。
- 練習問題419: 次の欧文書体の分類の組合せとして正しいものはどれか。(a)Garamond(b)Helvetica(c)Brush Sc
正解: 3 要点: Garamondはセリフ書体、Helveticaはサンセリフ書体、Brush Scriptは筆記体に分類される。文字端部の飾りや筆記的な連続性が判別の手掛かりになる。
- 練習問題435: 車道沿いに設置する横長サインの文字設計について、判読性を低下させる組合せはどれか。
正解: 3 要点: 遠距離・短時間で読むサインでは、細すぎる線、背景との不十分な対比、過度に狭い字間が重なると文字境界を捉えにくくなる。
- 練習問題440: 山間部の遊歩道入口に設置する案内広告について、自然景観との調和と維持管理を両立する素材選択として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 自然景観との調和は初期色だけで決まらず、光沢、質感、退色、汚れ、腐朽などの経年変化と保守性も含めて評価する。
- 練習問題461: 屋外広告業を取り巻く社会環境の変化について、適切でないものはどれか。インターネット広告の特性と、複数媒体の連動・データ活
正解: 4 要点: インターネット広告は、利用者の関心や属性に応じて個別に届ける広告を発達させ、不特定多数向けから個人向けへの変化を促した。向きを逆に述べた「インターネット広告は、個人向けの広告から不特定多数へ一斉に届ける広告への転換を促した」が適切でない。
- 練習問題475: 夜間サインに用いる光源の波長について、人の視覚で色として知覚される範囲に最も近いものはどれか。
正解: 2 要点: 人が視覚で感じる可視光は、一般におよそ380〜780nmの範囲として扱われる。紫外線や赤外線はこの範囲の外にある。
- 練習問題524: 海岸近くの照明付き広告塔について、長期的な経済性を比較する際の評価として適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: トータルな経済性は初期費用だけでなく、環境条件への対策、エネルギー費、点検・修繕・更新、撤去・廃棄まで含めて比較する。
- 練習問題555: 屋外広告物の景観シミュレーションに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 景観シミュレーションでは、広告物の大きさや掲出位置とともに、色彩が周辺景観への影響を大きく左右するため、重要な比較条件となる。色彩を条件から外してよいとする記述は誤りである。実際の視点からの画像、夜間の見え方、背景を含めた評価は、シミュレーションの適切な進め方である。
- 練習問題572: 駅前広場のサイン計画における機能分類と具体例の組合せとして、最も適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 識別サインは施設名、入口名、棟名などを示して、対象を他の対象と区別できるようにする。案内は位置関係、誘導は方向・経路を主に扱う。
問題セット15
- 練習問題43: 歩行者向け屋外広告物の計画に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 誘目性は目を向けさせる働き、視認性は見分けやすさ、可読性は読み取りやすさに関係する。歩行者向け表示では主情報の整理と配置・コントラストの設計が重要である。
- 練習問題81: 商店街の景観ガイドラインで扱う広告物の項目について、組合せとして正しいものはどれか。広告物の大きさと(a)、配置場所と(
正解: 1 要点: 広告物の景観コントロールでは、大きさと数量、配置場所と取付位置、色彩・照明・音などを相互に整理する。さらに広告物を景観の負荷ではなく地域の魅力として活用する視点もある。
- 練習問題89: 屋外広告面の色の見え方に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 屋外の広告面は一般に日向では黄みに、日陰では青空光の影響で青みに傾いて見える。日向を青み、日陰を黄みとする1は逆である。光源の分光分布や照明方向による陰影も色や質感の見え方を左右する。
- 練習問題229: 人工照明の光源に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2 要点: メタルハライドランプは水銀ランプに金属ハロゲン化物を加え、金属固有の発光を利用して演色性を改善した光源である。
- 練習問題262: マンセル記号と色の印象に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: マンセル記号では、色相・明度・彩度を順に読み取る。Nで始まる無彩色は色相と彩度をもたず、N6は明度6の灰色である。
- 練習問題351: POP広告の例として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: POP広告(Point of Purchase)は、店頭や売場など購買時点で、商品の購入を後押しするために設置する広告である。高速道路沿いの野立看板は、購買時点から離れた場所で認知を高める屋外広告であり、POP広告には当たらない。スイングPOP、店頭の説明ボード、レジ横のディスプレイはPOP広告である。
- 練習問題352: 江戸時代の都市における屋外広告物に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 江戸期には商業活動に伴って看板、屋号・商標、引札などが発達したが、幕府が全国一律の広告形式を詳細に規制する広告物取締法を施行したわけではない。
- 練習問題465: 看板の表示面などに使う樹脂材料の比較として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 衝撃に強く割れにくいのはポリカーボネートで、アクリル板より耐衝撃性がはるかに高い。アクリル板の方が割れにくいとする記述は誤りである。アクリル板は表面が硬く透明性・耐候性に優れ、ポリカーボネートは燃えにくい。塩化ビニル樹脂のシートはカッティングシートなどに使われる。
- 練習問題482: 店舗看板の照明方式について、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: ネオン管は気体放電による線状発光を利用し、点滅などの演出も可能である。内照式・外照式・エッジライトの構造と、交通安全上の配慮を区別すると、ネオン管の特性を述べた記述が適切である。
- 練習問題510: 自然景観内に設置する屋外広告物について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 自然景観では、遠景での視認性だけでなく、近景・中景での圧迫感や景観への突出も評価する。遠距離で見えることだけを理由に大型表示を優先するのは適切でない。
- 練習問題548: 道路標識の表示方法に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 青色の円形は主に指示標識などで用いられる特徴であり、警戒標識は危険を予告する標識である。警戒標識と規制標識の機能を混同してはいけない。
- 練習問題576: 人の目をカメラにたとえたとき、カメラの絞りに相当する部分として、最も適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 虹彩は、瞳孔の大きさを変えて目に入る光の量を調節する部分で、カメラの絞りに相当する。角膜と水晶体は光を屈折させてレンズの働きをし、網膜はフィルムや撮像素子に、視神経は情報を脳へ送る経路に当たる。
- 練習問題603: 江戸時代から平成までの日本の屋外広告と規制の歩みについて、誤っている記述はどれか。
正解: 2 要点: 現行の屋外広告物法は1949年(昭和24年)に制定されたもので、1964年の東京オリンピックを機に初めて制定されたわけではない。屋外広告物の規制は、明治時代末期の広告物取締法にさかのぼる。江戸時代の看板やのれん、2004年の改正による屋外広告業の登録制度の導入の記述は適切である。
- 練習問題609: 屋外広告物の和文書体と文字組みに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 屋外広告物は短時間で読み取られるため、掲出距離や移動速度に応じて行長を抑え、線幅と字間を調整する必要がある。長い一行に情報を詰めると視線移動が増え、可読性を損なう。
- 練習問題642: 広告の図解や挿絵に用いるイラストレーションの役割について、誤っているものはどれか。
正解: 3 要点: イラストレーションは省略、強調、デフォルメなどを用いて意味を伝えられる。寸法どおりの正確な再現を必須とするものではない。
問題セット16
- 練習問題11: 壁面看板に反射式照明を設ける計画について、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 反射式照明では、器具の配光・位置・角度を調整して表示面をできるだけ均一に照らし、遮光などで漏れ光やグレアも抑える。
- 練習問題39: 照明計画で用いる量と、その単位の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 3 要点: 光束は光源から出る光の量で、単位はルーメン(lm)である。光度の単位はカンデラ(cd)、照度の単位はルクス(lx)であり、lm/Wは光源の発光効率を表す。演色評価数は基準光源との色の見え方の差を表す単位のない指数である。
- 練習問題70: 地域の景観特性に応じた屋外広告物のあり方として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 自然景観が主役となる山間の観光地では、人工的な広告物の掲出をできるだけ抑え、規模や色彩を周囲に調和させることが望ましい。尾根の上に彩度の高い大型看板を設けると、眺望を大きく損なう。歴史的な街並みでの素材・色彩の調和、幹線道路沿いでの情報量の絞り込み、繁華街での秩序づくりは適切な考え方である。
- 練習問題140: 視力検査で、基準となる切れ目を識別できる視角と視力値の対応として正しいものはどれか。
正解: 3 要点: 視力1.0は、適度な照明条件で視角1分の間隔を識別できる視力として定義される。
- 練習問題198: 高齢者が歩行中に見る屋外広告の設計として、最も適切な配慮はどれか。
正解: 4 要点: 高齢者向けには、情報量を整理し、適切な大きさの読みやすい書体を用い、図と背景の明度コントラストを確保することが有効である。
- 練習問題234: 屋外広告物のデザイン条件に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 機能性は情報の読みやすさや理解しやすさ、安全性など広告物が役割を果たすための性能を指し、分解・携行のしやすさに限定されない。審美性は造形的魅力、経済性は材料・構造・施工方法の最適な組合せ、景観性は周囲との調和を指す。
- 練習問題257: 看板の照明方式と、その説明の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 4 要点: 内照式は、乳白色のアクリル板などの表示面の内側に光源を置き、光を透過させて表示を浮かび上がらせる方式である。外照式は投光器などで表面を外から照らす方式、自発光式はネオン管やLEDなどの光源そのものを文字や図形として見せる方式である。
- 練習問題314: 次のうち、OOHメディアの範囲を適切に表す組合せはどれか。
正解: 2 要点: OOHはout of homeの略で、家庭外で接触する広告を指す。屋外広告物だけでなく、鉄道駅や商業施設などの交通・施設内媒体も含まれる。
- 練習問題450: 和文書体と、その特徴の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 3 要点: 明朝体は横画が細く縦画が太い書体で、横画の終わりに「うろこ」と呼ばれる三角形の飾りがある。ゴシック体は線の太さがほぼ均一、丸ゴシック体は線の端や角が丸い。楷書体は毛筆の楷書をもとにした書体で、筆の抑揚がある。
- 練習問題517: 商業施設の袖看板を新設する際の制作プロセスと作業内容の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: 部材の最終数量や請負金額の確定は、設計・積算・発注段階の作業であり、コンセプトづくりの作業ではない。
- 練習問題544: 屋外用の立体文字と面材に使用するプラスチック材について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: ポリカーボネートは耐衝撃性に優れる一方、屋外では紫外線による劣化や表面傷を考慮し、表面処理や保護を検討する必要がある。
- 練習問題556: 明度差や字間、情報量など、看板の文字を読みやすくする要素について適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 屋外広告物は通行中の短い時間で見られるため、情報量を絞り、一目で要点が伝わるようにすることが大切である。文字情報を詰め込むと読み取られずに終わりやすい。文字と背景の明度差、適度な字間・行間、十分な線の太さは、読みやすさを高める要素である。
- 練習問題559: 淡い黄赤系で明度が比較的高く、彩度を抑えたベージュに該当するマンセル表色の組合せはどれか。
正解: 2 要点: ベージュは黄赤系の10YR付近で、明度が比較的高く彩度が低い。代表的なマンセル表色は10YR 7/2.5である。
- 練習問題560: 商業施設の外装と送迎車にラッピング広告を施す計画について、説明として正しい組合せはどれか。シート材を(a)で印刷し、車両
正解: 1 要点: ラッピング広告は大型出力機で印刷したシートを車両や建築物の外装などに施工し、景観形成基準やデザインガイドラインにも配慮して運用する。
- 練習問題676: 屋外広告の照明と素材の見え方に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: LEDは器具の配光によって方向別の光量が異なり、広告面の照度分布にむらが生じることがある。周囲光やテクスチャーも素材の見え方を左右する。
問題セット17
- 練習問題2: 駅前の大型広告設備を更新する計画について、屋外広告物の製作・設置・撤去と直接結びつく環境問題として扱いにくいものはどれか
正解: 4 要点: 廃棄物処理、施工材料による汚染、資材製造に伴う資源・エネルギー消費は、屋外広告物の製作・使用・撤去に直接関連する。一方、地域の森林減少や生物多様性の低下は広告物の管理と直接結びつく問題とはいえない。
- 練習問題26: 看板用書体の寸法について、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 文字の外接寸法が正方形に近くても、ひらがなや欧文は字面いっぱいを使わないものがあり、すべての文字が正方形いっぱいになるわけではない。文字高、活字単位、写植の光学的な寸法調整は別の観点である。
- 練習問題93: 老舗の和菓子店が店先に掛けるのれんについて、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: のれんは屋号や商品名の表示、信用・格式の表現、日よけ、営業状態の表示など複数の機能を持つ。間口いっぱいに掛ける横長ののれんは、通りに沿って繰り返されることで街並みに連続性やリズムを与えるため、連続性を弱めるとする記述が不適切である。
- 練習問題96: 看板の照明計画で使う量(照度・光束・色温度・演色評価数)について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 光束は光源から出る光の量で、単位はルーメン(lm)である。ルクス(lx)は面に入射する光の量を表す照度の単位であり、光束の単位とする記述は誤りである。点光源の照度は距離の2乗に反比例し、色温度が高いほど青白く見える。演色評価数Raは100に近いほど色の再現性がよい。
- 練習問題159: 住宅地の交差点に設置する店舗サインのフェイスデザインとして、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 屋外広告は不特定多数が短時間で見る公共的な情報媒体であるため、目立つことだけでなく判読性と景観との調和が必要である。住宅地では周辺への影響も含めて、明快で過度に刺激的でない表現を選ぶ。
- 練習問題195: 薄型の内照式看板にLEDを採用する説明として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: LEDは白熱光源より発熱が少ないが、電力の一部は熱になるため放熱を完全に不要にはできない。フィラメントがなく長寿命で、小型素子を使え、多色表現が可能という点は採用上の利点である。
- 練習問題226: 遠くから読む案内板の視認性を下げる表現はどれか。
正解: 3 要点: 文字を背景と同化させると図と地の分離が弱まり、遠距離で判読しにくくなる。大きさ、明度差、周囲との差異を適切に設けることは、対象を見つけて読む助けになる。
- 練習問題231: 観光施設の案内に用いるイラストレーションについて、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: イラストレーションは写実的にも描けるが、必要な要素を省略・強調したり、見えない対象を可視化したりできる。案内文に添えて理解や想像を助ける点も特徴であり、正確な再現だけに限定されない。
- 練習問題237: 誰でも利用しやすい公共施設の案内サインを計画する際、ユニバーサルデザインの説明として適切なものはどれか。
正解: 2 要点: ユニバーサルデザインは、年齢、文化、能力などの違いを越えて、できるだけ多くの人が利用できるように最初から設計する考え方である。特定の障壁を後から取り除くバリアフリーと重なる部分はあるが、対象の想定が異なる。
- 練習問題260: 次のマンセル表示のうち、低明度で彩度も低い黄赤系の色に最も近いものはどれか。
正解: 2 要点: マンセル表示では、最初の記号が色相、スラッシュ前の数値が明度、スラッシュ後が彩度を示す。7.5YRは黄赤系で、明度3・彩度3は低明度かつ低彩度である。
- 練習問題364: 夕方にも読む必要がある商店看板の配色について、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 同じ色相の中で明度を変えると濃淡配色になる。図と地は明度差を確保することで分離しやすくなるが、彩度や明度差を単独で最大化すればよいわけではなく、照明条件との調整が必要である。
- 練習問題375: 複数の案内を1枚の屋外サインに載せる場合の考え方として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 複数の情報が同時に視野へ入るからこそ、重要度や読み順を設計しなければ、見る人は要点をつかみにくい。対象と目的を定め、文字サイズ・配置・色などで情報を階層化する必要がある。
- 練習問題389: 地域企業がCIを導入して店舗サインを刷新する場合の進め方として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: CIはロゴや色だけを作る作業ではなく、企業の理念やイメージを社内外の接点で一貫して示す活動である。店舗サインに加え、営業車、制服、ウェブなどへ展開すると、接触機会ごとの相乗効果が期待できる。
- 練習問題567: 湖畔の遊歩道に案内広告を設置する計画について、自然景観との調和に適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 自然景観では、周囲になじむ素材を基本にしつつ、耐久性や構造上必要な異素材を補助的に用いる考え方が適切である。眺望の焦点となる地形や、色を単純に緑へ合わせること、南向きだけを優先することは景観調和の十分条件にならない。
- 練習問題613: 新商品の棚に設置するカード型のPOP広告について、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: POP広告は、売場や購買時点で商品への注意を引き、選択や購入を促す広告である。形状はカード、棚札、立体物などさまざまで、動力の有無や設置場所だけで定義されない。
- 練習問題645: 通勤者が歩行中に見る駅前サインの特性について、屋外広告の長所として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 駅前サインは移動中に短時間で見られることが多く、要点を絞った表現が適する。複雑な物語を細部まで読むことを前提にするのは、屋外広告の閲覧条件と合わない。設置場所による対象の絞り込みや反復接触は長所である。
- 練習問題652: 駅前商店街で計画する広告媒体と説明の組合せのうち、誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: ポスターボードはポスターを掲示するための板面であり、屋上に固定する塔状広告そのものを指すものではない。また、設置場所や板面寸法は用途や計画に応じて異なる。