問題セット12

  1. 練習問題17: 防火地域の建物屋上に、高さ2.8mの広告塔を設置する。建築基準法上の主要部分について適切な説明はどれか。

    正解: 1 要点: 防火地域では、屋上に設ける広告塔、または高さ3mを超える広告塔について主要部分の不燃化が必要である。本例は屋上設置なので高さ2.8mでも対象となる。

  2. 練習問題36: 市が駅前、幹線道路沿道、歴史地区を対象に屋外広告マスタープランを改定する。内容として適切でないものはどれか。

    正解: 1 要点: 屋外広告マスタープランは、行政が地域の景観特性と広告物の将来像を踏まえて策定し、地区ごとの誘導方針や制度運用の方向を示す上位方針である。広告主や土地所有者だけで策定し行政が関与しないとする記述が不適切である。

  3. 練習問題85: 広告塔の基礎工事を含む請負金額3,200万円の工事を元請として施工する建設業者について、建設業法上適切でないものはどれか

    正解: 3 要点: 主任技術者は請負金額にかかわらず工事現場に置く必要があるが、専任が求められるのは公共性のある施設や多数の者が利用する施設に関する重要な工事で、請負金額が政令で定める額(令和5年1月以降は4,000万円、建築一式工事は8,000万円)以上の場合である。3,200万円の広告塔工事では専任までは要求されない。

  4. 練習問題97: 強風で倒壊のおそれがある違反広告塔について、行政庁が直ちに危険を除く必要がある。行政代執行法に関する説明として適切でない

    正解: 2 要点: 行政代執行法は、非常の場合又は危険切迫の場合において急速な実施について緊急の必要があり、戒告や代執行令書による通知の手続をとる暇がないときは、これらの手続を経ないで代執行ができると定めている。緊急時に手続を省略できないとする説明が誤りである。

  5. 練習問題108: 鋼管を用いた単管足場の組立てに関する記述として、適切なものはどれか。

    正解: 4 要点: 単管足場では、建地の最高部から測って31mを超える部分の建地を原則として鋼管2本組とする。このほか、建地の間隔はけた行方向1.85m以下・はり間方向1.5m以下、地上第一の布は2m以下の位置、建地間の積載荷重は400kgを限度とする。作業床は幅40cm以上、床材間のすき間3cm以下が基準である。

  6. 練習問題118: 景観計画区域内で大型広告塔の色彩を変更する計画がある。景観法に関する説明として適切なものはどれか。

    正解: 4 要点: 景観法上、景観計画には屋外広告物の表示及び掲出物件の設置に関する行為の制限に関する事項を定めることができ、区域内の建築物・工作物の外観を変更する行為は原則として届出の対象となる。届出制と許可制の違い、届出対象に工作物が含まれる点を区別する。

  7. 練習問題133: 許可を受けた商業施設の壁面広告について、管理者を法人Xから法人Yへ変更する。次の説明のうち不適切なものはどれか。

    正解: 4 要点: 広告物の管理者変更は、変更そのものの許可ではなく、定められた変更届出で処理する。管理者には維持管理義務があり、業者は必要に応じて立入検査の対象となる。

  8. 練習問題144: 銅板に腐食加工で店名を表現し、屋外広告の一部に用いる。適切な説明はどれか。

    正解: 1 要点: エッチングや腐食加工は金属表面を選択的に溶かして凹凸を形成する。文字を読ませるには、凹部と周囲の色・反射・照明を含む仕上げの検討が必要である。

  9. 練習問題164: 市が沿道の景観と通行安全を守るため、条例で広告物の高さと色彩を地域別に制限することについて、適切でない説明はどれか。

    正解: 2 要点: 屋外広告物法は、景観・風致や公衆安全のために必要があるときは、条例で広告物の形状、面積、色彩、意匠その他表示の方法を制限できると定めている。色彩や意匠が条例の制限対象にならないという説明が誤りである。

  10. 練習問題168: 電柱に貼り付けられた条例違反の広告用紙を簡易除却した。除却後の取扱いとして適切なものはどれか。

    正解: 3 要点: 簡易除却の対象となったはり紙は、立看板などとは異なり、保管義務の対象から除かれる。広告物の種類に応じた除却後の手続を区別する必要がある。

  11. 練習問題189: 駅前広場に面する広告物の計画で、屋外広告士の役割として適切でないものはどれか。

    正解: 3 要点: 屋外広告士は、誘目性や独創性だけでなく、法令、構造安全、景観、利用者への伝達性を計画段階から総合的に扱い、設置される場の特性を読み取って強化する表現を選ぶ。誘目性を第一に優先し場への適合を後回しにする記述が不適切である。

  12. 練習問題192: 標準仕様の基礎図を用いて高さ3.6mの自立広告物を設置する。施工者の対応として適切なものはどれか。

    正解: 4 要点: 標準図は一定の地盤、荷重、固定条件を前提とする。実際の設置場所が前提と異なる可能性がある場合は、適用可否と構造安全性を再確認する必要がある。「標準図の適用範囲を確認したうえで、地盤、風、固定方法などが前提条件と一致するかを照合する」とする記述が適切である。

  13. 練習問題233: 高力ボルトによる広告塔部材の接合に関する記述として、適切でないものはどれか。

    正解: 4 要点: 高力ボルト摩擦接合の耐力は、締付け力だけでなく摩擦面の処理状態や滑り係数にも左右される。摩擦面を確認しなくても耐力が同じとする記述が不適切である。

  14. 練習問題252: 広告物の基礎および鋼製部材の施工に関する記述として、適切でないものはどれか。

    正解: 4 要点: コンクリートの可使時間や打込み管理は、外気温、セメントの種類、運搬条件などの影響を受ける。条件によらず同一とする記述が不適切である。

  15. 練習問題272: 湖畔の自然公園に、遊歩道の分岐を知らせる広告兼案内板を設置する。色彩計画として適切でないものはどれか。

    正解: 4 要点: 自然景観では、周辺の色彩との調和を基本にしつつ、文字と背景の明度差で情報を伝える。看板全体を高彩度の補色で目立たせる記述が不適切である。

  16. 練習問題288: 時速40kmで走行する車から読む沿道案内看板の書体選択として、適切なものはどれか。

    正解: 2 要点: 走行車両から読む看板は、視認時間が短い。線幅、字間、サイズ、背景とのコントラストを確保した明快な書体が適切である。

  17. 練習問題289: 施工用語と主な関連作業の組合せとして、誤っているものはどれか。

    正解: 1 要点: 木材表面の節の補修は木工・木材加工に関する作業であり、基礎工事とは対応しない。「木材表面の節の補修―基礎工事」とする記述が誤った組合せである。

  18. 練習問題305: 欧米の都市景観政策と屋外広告の関係について、適切でないものはどれか。

    正解: 3 要点: 欧米都市では、広告を商業活動として認めつつも、歴史的外観、都市景観、歩行者安全などの観点から地区別に管理する。商業地区は規制対象外とする記述が不適切である。

  19. 練習問題312: 観光案内サインのデザイン条件について、A〜Dの組合せとして正しいものはどれか。Aは情報の読み取りやすさ、Bは形態の魅力、

    正解: 4 要点: 読み取りやすさは可読性、形態の魅力は造形性、材料・構造・加工の適合は技術性、場所との調和は環境性である。「A=可読性、B=造形性、C=技術性、D=環境性」とする記述が正しい。

  20. 練習問題313: 道路標識に関する説明として、適切でないものはどれか。

    正解: 4 要点: 道路標識は機能ごとに形状と色彩が制度化されており、警戒標識は黄地に黒の図柄、一般道路の案内標識は青地、高速道路の案内標識は緑地が用いられる。警戒標識を緑、高速道路を黄とする記述が誤りである。

  21. 練習問題319: 既存コンクリート梁に接着系あと施工アンカーで看板支持金物を固定する。適切な説明はどれか。

    正解: 1 要点: 接着系あと施工アンカーは、埋込み長さだけでなくアンカー間隔、へりあき、母材のひび割れ、孔の施工状態などに影響される。「必要な埋込み長さを確保しても、アンカー間隔やコンクリート端部からの距離が小さいと、耐力が低下する」とする記述が適切である。

  22. 練習問題323: マンセル表示と色の見え方に関する記述として、誤っているものはどれか。

    正解: 4 要点: マンセル表記では、色相、明度、彩度を順に示す。5Y 6/2 で表される色は黄色系でも彩度が2しかない低彩度色なので、鮮やかな黄色とする説明は誤りである。

  23. 練習問題331: A県に登録した屋外広告業者が、登録事項の変更届を提出せず営業所の所在地を変更した。A県が条例に基づき取り得る措置として適

    正解: 1 要点: 登録事項の変更届を怠った場合も、条例に定める要件を満たせば、登録した都道府県は登録取消しや営業停止などの監督処分を行える。違反の場所ではなく、登録業者の義務違反であるかが重要である。

  24. 練習問題341: 夕方の現場で屋外広告の色校正用写真を撮影する場合の説明として適切でないものはどれか。

    正解: 4 要点: フィルムでも現像処理やプリント工程で色調を調整できるため、撮影時の設定だけで色が決まるわけではない。デジタルはホワイトバランスや後処理、フィルムはフィルム特性・フィルター・現像等を含めて色再現を考える。

  25. 練習問題353: 広告塔の基礎および使用材料に関する記述として、適切でないものはどれか。

    正解: 4 要点: 同じN値で比較すると、一般に粘性土地盤の方が砂質土地盤より大きな地耐力が見込まれ、砂質土の方が大きいとする記述は不適切である。溶融亜鉛めっきの耐用年数は大気環境に左右され、木材は乾湿が繰り返される部位で腐朽しやすく、異種金属の接触部ではイオン化傾向の差により一方の腐食が進む。

  26. 練習問題393: 看板フレームに用いる鋼材の力学的性質に関する記述として、適切なものはどれか。

    正解: 1 要点: 弾性範囲では荷重を除くと元の寸法に戻るが、弾性限度を超えると永久ひずみが残る。一定荷重下で時間とともにひずみが進む現象がクリープ、弾性範囲内でも繰返し荷重により強度が低下して破壊する現象が疲労破壊である。

  27. 練習問題396: 広告板の外装材と表面仕上げの組合せとして、正しいものはどれか。

    正解: 1 要点: コンクリートでは、表面を洗って骨材を露出させる洗い出し仕上げなどが用いられる。材料ごとに適用される表面技法を対応させる必要がある。

  28. 練習問題404: 海岸近くの屋外広告の立体文字に樹脂を使う。材料特性と用途の組合せとして適切なものはどれか。

    正解: 4 要点: ABS樹脂は成形性と耐衝撃性を持ち、立体文字などの基材に利用できる。樹脂材料は透明性だけでなく、熱・紫外線・衝撃への特性を用途と照合して選ぶ。

  29. 練習問題423: 歩道上に、容易に移動できる立看板が置かれている。条例違反が明白で、管理者が長期間現れず放置状態であるが、設置から2日しか

    正解: 4 要点: 簡易除却は、容易に取り外せ、条例違反が明らかで、管理されず放置されている物件が対象となる。設置日数そのものは決定的な要件ではない。

  30. 練習問題446: 日本の歴史的な屋外広告について、適切でないものはどれか。

    正解: 3 要点: 建物の屋根や屋上に取り付ける大規模な屋外看板が現れるのは明治以降であり、江戸前期に一般化していたという説明は誤りである。江戸期の屋外広告は暖簾、のぼり、店頭の看板などが中心で、中期以降に技巧を凝らした看板が増えて幕府の取締りも行われた。

  31. 練習問題452: 駅前広場に面した建物の外壁へ、自治会が防災訓練の日程を掲示した。屋外広告物法上の扱いとして適切なものはどれか。

    正解: 4 要点: 屋外広告物は、営利性ではなく、常時又は一定の期間継続して屋外で公衆に表示され、一定の観念・情報を伝えるかで判断する。自治会の防災掲示も外壁へ数週間掲示すればこの要件を満たし、屋外広告物に該当する。

  32. 練習問題466: 低層住宅と小規模な茶室風店舗が並ぶ通りに自家広告物を設ける。周辺との調和を保ちながら視認性を確保する案として、適切でない

    正解: 1 要点: 自家広告物は店舗の存在感だけでなく、通りの高さ、素材、照明、歩行者の視点を総合して計画する。低層で低彩度の街並みに、軒高を超える高彩度・内照式の自立看板を置く案は、周辺との調和を損なうため不適切である。

  33. 練習問題489: 商店街の内照式広告板で、文字色の再現と板面の均一な照明を両立したい。光源の説明として適切なものはどれか。

    正解: 4 要点: 低圧ナトリウムランプは高い発光効率を持つ一方、ほぼ単色の光となるため色再現性が低い。広告照明では効率だけでなく色の見え方も比較する必要がある。

  34. 練習問題495: 空港の多言語案内でピクトグラムを併用する。記号設計として適切でないものはどれか。

    正解: 4 要点: 公共空間の記号は、簡潔性だけでなく共通理解、統一性、必要に応じた文字補助が重要である。解釈が分かれる斬新さを優先する記述が不適切である。

  35. 練習問題506: 沿岸部に設置する自立広告塔の風荷重に関する記述として、適切でないものはどれか。

    正解: 3 要点: 速度圧は基準風速の二乗に比例するため、20m/sから30m/sへの変更では速度圧は(30/20)^2で2.25倍となる。風速比の1.5倍とする記述が不適切である。

  36. 練習問題528: 広告物活用地区で、地域イベントの開催案内を道路沿いの電柱に掲出する計画がある。制度上、適切な説明はどれか。

    正解: 1 要点: 広告物活用地区では、通常は制限される電柱等への設置も、景観上・安全上支障がないものとして知事の確認を受けた場合に限り可能となる。

  37. 練習問題575: 広告塔や看板の取付工事を行う建設業の事業場で、常時60人の労働者を使用している。労働安全衛生法上の安全衛生管理体制として

    正解: 3 要点: 常時50人以上の労働者を使用する建設業の事業場では、安全管理者、衛生管理者、産業医の選任と、安全委員会・衛生委員会(または安全衛生委員会)の設置が必要になる。総括安全衛生管理者は、建設業では常時100人以上の事業場で選任する。人数の区切りを業種ごとに整理しておくことが大切である。

  38. 練習問題589: 広告塔の鉄筋コンクリート基礎に関する記述として、適切でないものはどれか。

    正解: 4 要点: 円柱供試体では高さと直径の比が大きいほど端面の拘束の影響が小さくなり、見かけの圧縮強度は小さくなる。高さが高いほど強度が大きく測定されるとする記述が不適切である。

  39. 練習問題595: 夜間作業を伴う広告塔の施工工程について、適切なものはどれか。

    正解: 1 要点: 工程計画では、工期だけでなく作業の順序、搬入、検査、気象や夜間規制などの制約を織り込む必要がある。「許容工期、作業間の前後関係、資機材の搬入時期、天候による予備日を踏まえて工程を組む」とする記述が適切である。

  40. 練習問題617: 歩道上に設置した仮設の観光案内柱について道路占用期間が終了した。道路管理者の権限に関する説明として適切なものはどれか。

    正解: 4 要点: 道路占用期間が終了した場合、道路管理者は占用者に対して道路の原状回復に必要な指示を行える。広告物が安全であることや広告主の関与は、この権限を否定しない。

  41. 練習問題639: 公園内の仮設イベント案内板について、屋外広告物の表示許可期間が終了した。主催者が同じ案内板を翌月も使いたい場合の対応とし

    正解: 2 要点: 許可期間が満了した広告物は、表示者が継続利用を希望していても、まず遅滞なく除却し、その旨を所定の方法で届け出る必要がある。

  42. 練習問題654: 屋外広告物条例ガイドラインで、広告物の表示等を原則として禁止する地域・場所に掲げられていないものはどれか。

    正解: 2 要点: ガイドラインの禁止地域には、第一種・第二種低層住居専用地域、第一種・第二種中高層住居専用地域、田園住居地域、景観地区、風致地区、特別緑地保全地区、緑地保全地域、生産緑地地区、伝統的建造物群保存地区などが掲げられている。商業系の用途地域である近隣商業地域は、禁止地域の列挙に含まれず、許可地域などとして扱われる。

  43. 練習問題667: 駅前の大型LED表示器を更新する計画について、適切な説明はどれか。

    正解: 2 要点: LED表示は小型素子を多数配置して構成され、輝度を上げるほど読みやすくなるわけではない。夜間は周囲の明るさに応じて輝度を下げる制御が必要で、放熱設計や素子の色ごとの劣化差にも配慮する。

屋外広告士 用語集(254語)

アプリで弱点分析つきの演習ができます

App Store

屋外広告士の学習アプリ(屋外広告士トレ)