設計・施工の練習問題(187問)
問題セット1
- 練習問題155: 屋上に設置する大型広告板の構造計画について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 大型広告物の構造設計では、風圧力だけでなく自重や地震力も考慮する。「広告板の支持部を検討する際、広告物の自重を考慮せず、風による水平力だけを確認すれば十分である」とする記述が不適切である。
- 練習問題157: 工事に関係する申請・届出と、その提出先の組合せとして誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: 騒音規制法・振動規制法の特定建設作業の実施届出は、市町村長に提出する。警察署長とする組合せは誤りである。道路使用許可は警察署長、消防用設備等の設置届は消防長又は消防署長、屋外広告物条例による表示の許可申請は知事(指定都市などでは市長)に行う。
- 練習問題217: 看板の取付け工事における安全管理について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 脚立の脚と水平面との角度は75度以下でなければならない。76度とする記述が不適切である。
- 練習問題301: 材料の応力度とひずみ度の関係に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 応力が小さい範囲では応力度とひずみ度は直線的な比例関係に近く、弾性限度内なら荷重を除くとひずみは残らない。この比例定数が弾性係数で、大きいほど変形が小さく硬い材料である。
- 練習問題376: コンクリートの打込み前後の施工管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 型枠の取外しは、コンクリートが所要の強度に達したこと、または定められた存置期間を経過したことを確認してから行う。強度に関係なく翌日に外してよいとする記述は誤りである。暑中コンクリートとしての施工、打込み前の型枠の清掃と散水、打継ぎ部のレイタンスの除去は適切である。
- 練習問題418: 建設現場の掘削および高所作業に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 砂からなる地山を手掘りする場合は、掘削面の勾配を35度以下とするか、掘削面の高さを5m未満とする。45度以下・6m未満とする記述が不適切である。掘削土砂の堆積位置、高所広告物の詳細点検、墜落防止設備は安全管理上適切である。
- 練習問題477: 鋼製広告塔の部材接合にすみ肉溶接を用いる場合、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 通常の45度すみ肉溶接では、有効のど厚はサイズの約0.7倍である。0.8倍とする記述が不適切である。
- 練習問題492: 鉄筋の規格表示と継手に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: ガス圧接継手は、圧接する鉄筋どうしの径の差に制限があり、差が大きいと所定の品質が得られない(径の差が7mmを超える場合は原則として圧接しない)。径の差が大きくても問題ないとする記述は誤りである。D13の呼び名の意味、径の倍数で定める重ね継手の長さ、太径鉄筋での圧接の採用は適切である。
- 練習問題543: 屋外広告物の材料の腐食や性質に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 鋼材の腐食は、水分と酸素が関わる電気化学的な反応で進むため、乾燥した空気中より湿った空気中の方が速く進む。乾燥した空気中の方が速いとする記述は誤りである。塩分の多い環境でのステンレス鋼の局部腐食、異種金属の接触部の絶縁、塩化ビニル樹脂が熱可塑性であることの記述は適切である。
- 練習問題581: 突出し看板(袖看板)の安全管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 突出し看板の落下事故は、取付け部の腐食やボルトの緩み、外壁の劣化などが原因で起こることが多い。これらは地上からの目視だけでは見つけにくく、高所作業車などで近づいて打診や触診で確認する必要がある。外壁の劣化による固定力の低下、水抜き孔の設置、改修時の強度の再確認は適切である。
- 練習問題674: 鉄骨広告塔の高力ボルト接合について、施工計画として不適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 高力ボルトは挿入から本締めまでを原則として同日中に完了させる。数日後に本締めする記述が不適切である。
問題セット2
- 練習問題50: 屋外広告用の樹脂板を選定する際の説明として、正しい組合せはどれか。樹脂は加熱時の挙動、密度、電気的性質の順に示す。
正解: 2 要点: 一般的なプラスチックは、熱可塑性を示すものが多く、金属より比重が小さく、電気絶縁性に優れる。熱硬化性樹脂は一度硬化すると再加熱しても軟化しにくい。
- 練習問題63: 鋼材の性質に関する記述として、不適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 一般的な建築用鉄筋は、加工性・溶接性を確保するため比較的低炭素の鋼材であり、炭素量が約0.8%を超える高炭素鋼を標準的に用いるとはいえない。炭素量が増えると強度や硬さは上がる一方、延性や溶接性が低下しやすい。
- 練習問題124: 広告塔の構造計算に用いる風圧力について、不適切な説明はどれか。
正解: 4 要点: 風圧力は、速度圧に風力係数を乗じ、さらに受風面積などを考慮して求める。受風面積だけで算定することはできない。
- 練習問題134: 鉄骨部材の高力ボルト接合部で、孔の精度と周辺の品質を確保する加工方法として原則適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 高力ボルト接合部の孔は、孔径・位置・内面状態の精度を確保するため、原則としてドリルで加工する。ガス切断や打撃による無管理の孔あけは適切でない。
- 練習問題177: つり足場のワイヤロープについて、使用禁止となる直径減少の基準として適切なものはどれか。
正解: 2 要点: つり足場用ワイヤロープは、摩耗による直径減少が公称径の7%を超えるものを使用してはならない。
- 練習問題225: 溶接施工後の外観検査で確認された現象と用語の組合せとして、不適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 溶接金属内部にガスが閉じ込められて生じる球状の空洞はブローホールである。スパッタは溶接中に溶滴が周囲へ飛散して付着する現象をいう。
- 練習問題247: 高さ11mの枠組足場について、壁つなぎを垂直方向8m間隔、水平方向8.5m間隔で配置した。不適切な設定の理由はどれか。
正解: 2 要点: 枠組足場の壁つなぎは、垂直方向9m以下、水平方向8m以下とする。したがって、垂直8mは基準内だが、水平方向8.5mは基準を超える。
- 練習問題457: 鉄骨梁の高力ボルト接合におけるトルシア形高力ボルトの施工として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: トルシア形高力ボルトは、所定の座金をナット側に配置し、専用締付け機でナットを回転させる。所定の張力に達するとピンテールが破断する。
- 練習問題533: 寒冷地の建築工事で、コンクリートの練混ぜ水として井戸水の使用を検討している。材料としての適否を判断する際の説明として適切
正解: 3 要点: 練混ぜ水は、セメントの水和や鉄筋の腐食、コンクリートの耐久性に影響するため、油・酸・有機物など有害な成分を含まないことを確認する。水源名や水量だけでは適否を判断できない。
- 練習問題615: 外気温が34℃となる日に、コンクリートの練混ぜを開始した。運搬・打込み計画として不適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 高温時のコンクリートは凝結や品質低下が進みやすいため、練混ぜ開始から打込み終了までの時間を通常より厳しく管理する。一般的な標準限度は90分程度であり、150分を一律の限度とする計画は不適切である。
- 練習問題660: 突出広告板の防水処理と劣化に関する記述として、不適切なものはどれか。
正解: 2 要点: シーリング材は紫外線、熱、雨水、温度変化などによって劣化するため、硬化、ひび割れ、破断、剝離を点検する必要がある。
問題セット3
- 練習問題136: 鋼構造の部材計画に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 鋼構造では、圧縮材の細長比は原則200以下、柱は150以下とする。したがって、圧縮材を220以下とする記述が不適切である。
- 練習問題184: 接着系あと施工アンカーの施工管理に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 接着剤の硬化反応は低温で遅くなるため、冬期や低温の母材では、製品の施工温度条件に従って養生時間を長く確保する必要がある。
- 練習問題383: 高力ボルトによる摩擦接合の施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 摩擦接合は接合面の摩擦力によって力を伝えるため、接合面に通常の錆止め塗装を施すとすべり係数が低下することがある。採用する処理方法を確認し、必要な摩擦性能を確保する。
- 練習問題414: 鉄筋コンクリート部材の配筋計画に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 継手は応力の伝達上の弱点になり得るため、原則として応力が小さい位置に設ける。定着や継手の長さは材料と設計条件を踏まえて決定する。
- 練習問題427: コンクリートの配合計画に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 水セメント比が高いと硬化体の組織が粗くなり、一般に圧縮強度は低下する。したがって、強度を高める方向は水セメント比を小さくすることである。
- 練習問題557: 鋼構造のすみ肉溶接に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: すみ肉溶接の有効長さは、原則として溶接サイズの10倍以上、かつ40mm以上とする。したがって、8倍かつ35mmでよいとする記述が不適切である。
- 練習問題565: 建築用鋼材の特徴に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: ステンレス鋼は鋼種によって磁性が異なるが、オーステナイト系は一般に非磁性である。また、鋼材への合金元素添加により電気抵抗率は炭素鋼より大きくなる傾向がある。
- 練習問題568: 足場に防護シートを設置する場合の安全管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 防護シートを取り付けるための水平支持材は、原則として高さ方向5.5m以下ごとに設ける。7.0m間隔では支持間隔が広すぎるため、「シートを支持する部材は、足場の高さ方向に7.0m以内の間隔で設ければよい」とする記述が不適切である。
- 練習問題583: 構造材料の応力と変形に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 弾性範囲では荷重と変形の関係が可逆的であるため、荷重を取り除くと残留ひずみは原則として生じない。
- 練習問題669: 広告物の重さや見付面積が、固定荷重・風圧力・地震力の大きさにどう関係するかについて、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 地震力は広告物の重量に比例するが、風圧力は速度圧、風力係数、見付面積で決まり、重量には左右されない。軽量化すると地震力は小さくなるが、風を受ける面積が同じなら風圧力は変わらない。両者が同じ割合で小さくなるとする記述は誤りである。
問題セット4
- 練習問題79: 看板工事の現場における安全衛生の措置に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 保護帽には、飛来・落下物から頭を守るものに加え、墜落時に頭部を保護するものがあり、墜落のおそれのある作業でも着用が必要である。墜落のおそれのある作業では不要とする記述は誤りである。1.5mを超える箇所での昇降設備、暑さ指数に応じた熱中症対策、電気コードの作業前点検は適切である。
- 練習問題112: 広告材料に関する記述として不適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 塩化ビニル樹脂は熱可塑性樹脂であり、加熱すると軟化し、冷却すると硬化する。熱硬化性樹脂ではない。
- 練習問題153: 屋外広告物の構造設計について不適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 速度圧は風速の二乗に比例する関係を用いる。基準風速に単純に比例するとする説明は不適切である。
- 練習問題200: 鉄骨工事について不適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 高湿度では塗膜の乾燥や付着が悪化するため、施工条件を確認して塗装を中止・延期する判断が必要となる。
- 練習問題267: 突出看板の表示面板について不適切なものはどれか。
正解: 4 要点: アクリル板には温度による伸縮があるため、フレームとの間に適切な逃げを設ける。完全拘束は割れや変形の原因となる。
- 練習問題309: コンクリートを型枠に打ち込む方法と、打込み後の養生の管理について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: コンクリートを型枠の中で横に流すと、粗骨材とモルタルが分離しやすくなるため、横流しは避け、目的の位置に近いところに落として打ち込む。一か所から投入して横に流すとする記述は誤りである。湿潤養生、養生中の振動・衝撃の防止、暑中の温度管理は適切である。
- 練習問題417: 建築工事の積算に関する用語の説明として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 現場管理費は、工事現場を管理運営するために必要な費用(現場の人員の給与や事務用品、保険料など)であり、本社の運営にかかる一般管理費とは区別される。一般管理費に含まれるとする記述は誤りである。設計数量、共通費、直接工事費の説明は適切である。
- 練習問題519: 高力ボルト接合について不適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 肌すきが大きい場合はフィラープレートを用いるなど、接合面を適切に補正する。トルクを増やして隙間を無理に押しつぶす方法は適切でない。
- 練習問題550: 梁の曲げとたわみに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 梁のたわみはスパンの影響を大きく受け、集中荷重ではスパンの3乗に比例する。スパンを2倍にすると、同じ荷重でのたわみは大きく増える。変わらないとする記述は誤りである。単純梁と片持ち梁の曲げモーメントが最大となる位置、断面二次モーメントとたわみの関係の記述は適切である。
- 練習問題620: 長期許容圧縮応力度をFc/3とするコンクリートで、短期許容圧縮応力度はいくらか。
正解: 4 要点: 短期許容圧縮応力度は長期値の2倍である。長期値がFc/3であれば、短期値は2Fc/3に相当する。
- 練習問題651: 溶接部の検査方法と品質に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 浸透探傷試験は、表面に開口したきずに浸透液をしみ込ませて見つける方法で、内部の深い位置にある欠陥は検出できない。内部の欠陥には超音波探傷試験や放射線透過試験を用いる。磁粉探傷試験、放射線透過試験、脚長の不足による強さの不足の記述は適切である。
問題セット5
- 練習問題16: 同じ長さ・断面の梁に等分布荷重が作用するとき、支持条件とたわみの関係に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 等分布荷重を受ける梁のたわみは、片持ち梁が最も大きく、両端ピン支持、一端固定・他端ピン支持、両端固定の順に小さくなる。たわみが小さい支持方法でも支持部に必要な支持力が小さくなるわけではない。
- 練習問題22: 鉄骨の溶接施工の管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 仮付け溶接も、割れや溶込み不良などの欠陥があると本溶接の品質に影響するため、本溶接と同等の技量を持つ資格者が行う。資格のない者が行ってもよいとする記述は誤りである。予熱、溶接順序の工夫、溶接方法に応じた溶接材料の使用は適切である。
- 練習問題24: 看板や広告塔に使う材料の性質に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: アルミニウムの比重は約2.7で、鋼(約7.85)のおよそ3分の1である。軽く加工しやすいため、看板の枠や面材の軽量化に広く使われる。鋼の約2倍で軽量化に向かないとする記述は誤りである。ガラスの熱割れ、木材の含水率による収縮・膨張、コンクリートの乾燥収縮によるひび割れの記述は適切である。
- 練習問題148: コンクリートの力学的性質に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: コンクリートのポアソン比は一般に0.2程度として扱う。0.5は体積が変わらない材料(非圧縮性)の値で、コンクリートには当てはまらない。明確な降伏点を示さないこと、引張強度が圧縮強度の10分の1程度であること、設計基準強度の意味の記述は適切である。
- 練習問題171: ボルト接合部の設計と施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: ボルト孔を規定より大きくあけると、ボルトと孔のすき間が大きくなり、接合部のずれや緩みの原因となる。孔径はボルトの径に応じて定められた寸法以下とする。大きめにあけてよいとする記述は誤りである。縁端距離の確保、普通ボルトの使用制限、締付け後の点検の記述は適切である。
- 練習問題206: 接触腐食やめっき、樹脂の紫外線劣化など、看板材料の傷み方と対策について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 塩化ビニル樹脂のシートも、屋外で紫外線を受け続けると退色や硬化、ひび割れなどの劣化が進む。そのため、耐候性のあるシートやラミネート加工を選び、掲出期間に応じて張り替える。紫外線で劣化しないとする記述は誤りである。銅と鉄の接触腐食、亜鉛めっきの切断面の保護、加圧注入による防腐処理の記述は適切である。
- 練習問題413: 広告塔に作用する風圧力と、それによって生じる力に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 転倒モーメントは、風圧力の大きさに、作用点から脚部(または基礎の回転中心)までの距離を乗じて求める。同じ風圧力でも取付け高さが高いほど距離が大きくなり、転倒モーメントは大きくなる。高さが変わってもモーメントは変わらないとする記述は誤りである。
- 練習問題498: 看板の取付けで移動式クレーンを使う作業の安全管理として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 移動式クレーンのアウトリガーは、地盤の状態にかかわらず、原則として最大限に張り出して使用する。張り出さないと安定性が不足し、転倒事故の原因となる。地盤が固ければ張り出さなくてよいとする記述は誤りである。立入禁止、強風時の作業中止、玉掛けの資格の記述は適切である。
- 練習問題531: 建植看板の維持管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 錆を確認した場合は、表面処理だけでなく錆の範囲や断面欠損を調査する必要がある。塗装だけで十分とする記述が不適切である。
- 練習問題549: レディーミクストコンクリートの受入れに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 現場でコンクリートに水を加えると、水セメント比が大きくなって強度や耐久性が低下するため、加水は行ってはならない。スランプが指定の範囲を外れたものは受け入れない。受入れ検査の項目、荷卸し地点での供試体の採取、塩化物イオン量の基準の記述は適切である。
- 練習問題566: 屋上広告塔の設計・施工計画に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 法令上の設計図書は、工事用の図面と仕様書を指す(建築基準法第2条第12号、建築士法第2条第6項)。構造計算書は構造安全性を確かめた結果を示す書類で、設計図書の定義には含まれない。したがって、計算書も定義上含まれるとする記述が不適切である。
- 練習問題601: 鉄筋コンクリート構造の広告基礎に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 柱の軸方向圧縮力が大きくなると、一般に靭性は低下し、変形能力が制限される。高まるとする記述が不適切である。
問題セット6
- 練習問題10: 自立広告塔の鋼製部材の設計に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 曲げに対する強さは断面二次モーメントで決まり、材料が中立軸から離れているほど大きくなる。断面積が同じ鋼管なら、直径を大きくして肉厚を薄くする方が曲げに強い。直径を小さくし肉厚を増すと曲げに弱くなるため、記述は誤りである。H形鋼の強軸・弱軸、細長比と座屈、引張材の有効断面積の記述は適切である。
- 練習問題137: 既存の商業施設に庇付きの突出サインを設置する際、アンカー施工として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 突出サインの荷重は、柱や梁などの構造体へ確実に伝える必要がある。アンカーの耐力、緩み止め、防水処理を仕上げ材だけに依存してはならない。
- 練習問題213: 看板製作に用いる機器と主な用途の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: インクジェットプリンターは、インクを吹き付けてシートや布などに画像を印刷する機器であり、金属板の曲げ加工には使わない。板の曲げにはベンディングマシンなどを用いる。カッティングプロッターはシートの切抜き、サンドブラストは表面の荒らし・彫刻、NCルーターは板材の切削に用いる。
- 練習問題232: SS400やステンレス、アルミニウムなど、看板に使う金属の性質について適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 鋼の比重は約7.85、アルミニウムは約2.7で、鋼はアルミニウムの約3倍重い。そのため看板の部材をアルミニウムにすると大きな軽量化が図れる。SS400の数値は引張強さの下限、ステンレス鋼は不動態皮膜でさびにくく、降伏点を超えると残留変形が生じる。
- 練習問題239: 海沿いに設置する広告塔の施工管理について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: トルシア形高力ボルトは、所定の締付けに達した際のピンテールの破断を利用して締付け状態を確認する。クレーンの安定、防食処理、海塩環境での材質選定も施工品質に関わる。
- 練習問題336: 看板の改修工事で使うはしご・足場・電動工具の安全管理について、労働安全衛生規則などの安全基準に照らして適切でないものはど
正解: 4 要点: 移動式足場は、脚輪をブレーキなどで確実に固定して使うことが規則(第570条)に定められており、作業員を乗せたまま移動させると転倒や墜落のおそれがあるため、移動するときは作業員を降ろしてから行う。乗せたまま移動させてよいとする記述は誤りである。
- 練習問題462: 屋外広告物の風圧力の算定に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 地表付近では地物の摩擦で風が弱められるため、高い位置ほど風速が大きく、速度圧も大きくなる。設置高さが高いほど速度圧が小さくなるとする記述は誤りである。速度圧の係数Eは地表面粗度区分と高さで決まり、障害物の少ない場所では大きくなる。基準風速V0は地方ごとに30〜46m/sで定められている。
- 練習問題593: 広告塔の梁と柱の溶接接合について、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 突合せ溶接とすみ肉溶接では、有効断面や溶込み、応力の作用方向が異なる。したがって同じ寸法要素だけを根拠に許容耐力が等しいとすることはできない。
- 練習問題594: 広告塔の部材を接合するボルトの施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 高力ボルトは、所定の張力を得るまで締め付けたことで塑性変形などが生じている可能性があるため、一度使用したものは再使用しない。普通ボルトの緩み止め、締付け後のねじ山の出の確認、屋外での防せい処理したボルトの使用は、いずれも適切な施工である。
- 練習問題608: コンクリートの性質と施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: ブリーディングは、打込み後に水が浮き上がる現象である。硬化後の表面に白い析出物が生じる現象はエフロレッセンス(白華)であり、両者を取り違えた記述は誤りである。スランプが大きいほど軟らかく、AE剤は施工性と耐凍害性を高める。寒中コンクリートでは保温養生で初期凍害を防ぐ。
- 練習問題624: 屋外広告の構造材料に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 鋼材の腐食は、水分や酸素との反応を含む酸化過程によって進む。樹脂の屋外劣化、木材の規格等級、部材のたわみと支持力は、それぞれ複数の要因を踏まえて評価する。
問題セット7
- 練習問題76: 屋外広告物の構造設計に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 風圧力が支配的となる場合でも、地震力を設置場所や構造条件にかかわらず一律に省略できるわけではない。必要な外力をそれぞれ検討する。
- 練習問題84: 材料とその性質の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: 板ガラスは硬く透明性に優れるが、引張に弱く、粘り(じん性)が乏しいため、衝撃で割れやすいぜい性材料である。高い引張強さとじん性を持つとする組合せは誤りである。ステンレス鋼の耐食性、ポリカーボネートの耐衝撃性、銅の電気伝導性の組合せは正しい。
- 練習問題139: 広告塔の基礎周辺で掘削と高所取付け作業を行う計画を確認している。現場の安全管理に関する記述として、適切でないものはどれか
正解: 4 要点: 砂からなる地山を手掘りする場合は、掘削面の勾配を35度以下とするか、掘削面の高さを5m未満とする基準による。したがって、「砂質の地山を手掘りする場合、掘削面の勾配を35度以下とするか、掘削面の高さを5m未満とする」とする記述が適切でない。
- 練習問題190: 鋼製ブラケットの溶接施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 溶接後に水をかけて急冷すると、溶接部が硬くもろくなり、かえって割れの原因となる。急冷は避け、必要に応じて予熱や後熱を行う。下向き姿勢での品質確保、エンドタブの使用、片面溶接での裏当て金の使用は、適切な溶接施工である。
- 練習問題230: 広告塔の柱脚とアンカーボルトの施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: アンカーボルトを加熱して曲げると、材質が変化して強度が低下するおそれがあり、引抜き耐力にも影響する。位置のずれは設計者と協議して適切に処置する。加熱して曲げ合わせればよいとする記述は誤りである。埋込み長さの確保、無収縮モルタルの充填、ねじ山の確認は適切である。
- 練習問題334: 看板工事の見積りで費用を積み上げるとき、目的物をつくるのに直接かかる費用に、現場全体で共通に使う仮設の費用と、現場の運営
正解: 1 要点: 工事費は、直接工事費に共通仮設費を加えて純工事費、これに現場管理費を加えて工事原価、さらに一般管理費等を加えて工事価格となる。したがって、直接工事費・共通仮設費・現場管理費を合わせ、一般管理費等を含まないものは工事原価である。
- 練習問題386: 鉄筋コンクリート基礎の配筋工事に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 鉄筋と型枠の間にスペーサーを入れることで、所定のかぶり厚さを確保できる。鉄筋は結束して打込み前に堅固に固定し、打込み中に動かないようにする。曲げ加工は常温で行う冷間加工が原則である。
- 練習問題387: 鉄骨造の広告塔の建方に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 強風、大雨、大雪などの悪天候で作業に危険が予想されるときは、鉄骨の組立て作業を中止しなければならない。墜落制止用器具を使用させれば続けてよいとする記述は誤りである。仮筋かいによる倒壊防止、本締め前の建入れ直し、アンカーボルトの緩み止めは、建方の基本である。
- 練習問題451: 屋外広告物の支持部材に用いる鋼材の性質として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 鋼材は展延性に富む不燃材料で、引張力に対する抵抗が大きい一方、密度が大きく、300℃を超える高温で強度が低下し、酸化によって錆びやすい。
- 練習問題481: 鉄筋コンクリートの耐久性に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: コンクリートはアルカリ性で、鉄筋の表面に不動態皮膜をつくって腐食を防いでいる。中性化が鉄筋の位置まで進むとこの保護作用が失われ、鉄筋が腐食しやすくなる。中性化が腐食を抑えるとする記述は誤りである。塩化物イオン、アルカリ骨材反応、凍結融解は、いずれも劣化の原因となる。
- 練習問題516: 金属材料の疲労破壊に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 疲労破壊は、弾性限度内の小さな応力であっても、繰り返し加わることで損傷が累積し、き裂が進展して突然破壊する現象である。弾性限度内なら何回繰り返しても壊れないとする記述は誤りである。繰返し回数が多いほど小さな応力で破壊しやすく、応力集中部や風で揺れる支柱の溶接部で問題になりやすい。
- 練習問題558: 掘削や杭、山留めに関わる現場用語と、その意味の組合せとして誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: 根入れは、杭や基礎、山留め壁などが地中に入っている部分、またはその深さをいう。杭頭を切りそろえる作業は杭頭処理(杭頭の切断)であり、組合せは誤りである。つぼ掘り、山留め、ボイリングの説明は正しい。
問題セット8
- 練習問題3: 工事現場の安全管理について誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: つり足場の上で脚立やはしごを使う作業は、不安定性が重なるため作業主任者の許可があっても認められない。
- 練習問題14: アーク溶接作業の安全衛生と施工条件に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 溶接ヒュームは、吸い込むと神経障害などの健康障害を起こすおそれがあり、屋内で溶接を行うときは換気や呼吸用保護具の使用などの対策が必要である。無害で換気が不要とする記述は誤りである。遮光保護具の使用、ガスシールドアーク溶接での防風、自動電撃防止装置付きの溶接機の使用は適切である。
- 練習問題72: 建物に取り付けられた壁面看板の点検に関する記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 壁面看板では、側板・表示面板押さえ・表示面板の継ぎ目が浸水や脱落の起点になりやすい。取付部や水抜き孔も安全性と内部腐食に関わるため、外観だけで点検を省略してはならない。
- 練習問題102: 屋外広告物の構造設計における外力の扱いについて、誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: 速度圧は風速の二乗に比例するため、風速が1.5倍になると、他の条件が一定なら速度圧および風圧力は約2.25倍となる。したがって1.5倍とする記述が誤りである。
- 練習問題221: 鉄筋コンクリート造の柱・梁・スラブに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 柱の帯筋は、間隔を密にするほど内部のコンクリートを拘束する効果が高まり、主筋の座屈も防いで柱のねばり強さが増す。間隔が広いほど拘束効果が高まるとする記述は誤りである。帯筋の役割、薄いスラブのたわみや振動、連続梁での引張側の入れ替わりの記述は適切である。
- 練習問題250: 鉄筋のガス圧接の施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: ガス圧接では、圧接面のさび、油、塗料などを取り除いてから接合しなければならない。付着物が残ると圧接不良の原因となる。加熱すれば問題なく接合できるとする記述は誤りである。ふくらみの直径の確保、端面の平らな仕上げ、悪天候時の作業中止は適切である。
- 練習問題409: 材料の性質を表す用語と、その説明の組合せとして誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: 弾性は、力を取り除くと変形が元に戻る性質である。力を取り除いても変形が元に戻らない性質は塑性であり、組合せは誤りである。じん性は粘り強さ、ぜい性は変形せずに壊れるもろさ、延性は大きく伸びる性質を表す。
- 練習問題441: 木材の性質に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 養分や水分を多く含み腐朽や虫害を受けやすいのは、樹皮に近い辺材である。心材は一般に辺材より腐りにくい。心材の方が腐朽しやすいとする記述は誤りである。節や割れによる強度の低下、繊維に直角な方向の収縮の大きさ、集成材の品質の安定の記述は適切である。
- 練習問題476: 高力ボルトの締付け後の検査と維持管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 共回りや軸回りが生じたボルトは、所定の張力が得られているか確認できないため、新しいボルトに交換して締め直す。締付けが十分とみなしてそのまま使用するとする記述は誤りである。全数の確認、中央から外側への締付け、維持管理での緩みやさびの点検と交換は適切である。
- 練習問題503: 構造材料および地盤の性質に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 4 要点: 標準貫入試験のN値が同じ場合、一般に粘土質地盤の方が砂質地盤より大きな地耐力が見込まれるため、粘土質の方が小さいとする記述が誤りである。めっき鋼材の防食効果、木材の乾湿部の腐朽、異種金属接触腐食の説明は適切である。
- 練習問題600: 鋼構造の柱脚と接合に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 露出形式の柱脚は、ベースプレートをアンカーボルトで基礎の上面に固定する形式で、柱を基礎コンクリートに深く埋め込むのは埋込み形式である。組合せを取り違えた記述は誤りである。高温時の鋼材の性質、柱脚の3つの形式、鋼構造の接合方法の記述は適切である。
問題セット9
- 練習問題45: 鉄筋の継手について、不適切な施工はどれか。
正解: 1 要点: D22とD32は呼び名の差が10mmで、異径鉄筋のガス圧接に許容される差を超えるため、圧接継手とするのは不適切である。
- 練習問題68: 屋外広告物に使用する材料の性質として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: アルミニウムは、大気中で表面に緻密な酸化皮膜ができ、内部への腐食の進行が抑えられる。陽極酸化(アルマイト)処理でこの皮膜を厚くすると、耐食性がさらに高まる。熱可塑性樹脂は加熱で軟化し、ステンレス鋼は普通鋼より熱を伝えにくく、FRPも紫外線で劣化する。
- 練習問題115: コールドジョイントや豆板など、打込み・締固めで生じる不具合とその防ぎ方について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 内部振動機を同じ場所で長くかけすぎると、粗骨材が沈んでモルタルやブリーディング水が浮き上がり、かえって材料分離を招く。振動機は適切な間隔で差し込み、適切な時間で引き抜く。コールドジョイント、豆板、落下高さと材料分離の記述は適切である。
- 練習問題169: 構造物に生じる長期応力と短期応力に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 長期応力には構造物の自重、積載荷重、多雪区域の積雪荷重が含まれ、短期応力には風圧力や地震力が含まれる。
- 練習問題194: 看板工事で使う足場の組立て・点検に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 足場の組立て、解体、変更の作業を行う区域には、関係労働者以外の立入りを禁止しなければならない。立入禁止が不要とする記述は誤りである。つり綱やつり袋による上げ下ろし、悪天候の後の点検、作業開始前の点検は、足場の安全管理として必要な措置である。
- 練習問題340: 鉄骨の溶接部の品質管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 完全溶込み溶接の内部にある溶込み不良やブローホールなどの欠陥は、外から見えないため、外観検査だけでは確認できない。超音波探傷試験などの非破壊検査で確認する。溶接技能者の資格、過大な余盛りによる応力集中、表面の割れの検査方法の記述は適切である。
- 練習問題361: 壁面に広告物を取り付けるあと施工アンカーの施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 穿孔中に鉄筋に当たった場合は、鉄筋を切断せず、位置をずらして穿孔し直すなど、構造体を傷めない方法で対処する。鉄筋を切断すると建物の構造耐力を損なうおそれがある。孔内の清掃、硬化時間の順守、施工後の引張試験などによる確認は適切である。
- 練習問題397: 鉄骨部材の工場製作に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 鋼材は200〜400℃程度でもろくなる性質(青熱ぜい性)があるため、この温度域で曲げ加工をしてはならない。加熱曲げは赤熱状態(850〜900℃程度)で行う。切断面のノッチの修正、合いマークの表示、溶接前の清掃は、工場製作の適切な管理である。
- 練習問題400: 鉄骨の錆止め塗装として適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 素地調整後の鉄面は錆びやすくなるため、放置せず速やかに塗装するのが適切である。高温・高湿度条件は避ける。
- 練習問題501: 広告物に作用する風圧力の考え方に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 風はさまざまな方向から吹くため、広告物の構造計算では正面だけでなく斜めや裏側からの風も考え、最も不利な方向について安全を確かめる。正面からの風だけでよいとする記述は誤りである。断面形状による風力係数の違い、ガスト影響係数の意味、開口による風圧力の低減の記述は適切である。
- 練習問題623: 高力ボルトの保管と取扱いに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 高力ボルトに用いる座金は、内側の面取りをしてある側をナットに接する側に向けて使う。母材側に向けるとする記述は誤りである。包装したままの保管、締付け長さにナット・座金の厚さと余長を加えた長さの選定、トルシア形のピンテールの破断の確認は適切である。
問題セット10
- 練習問題66: 広告物に使用される金属材料に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 一般的な鉄筋は低炭素鋼であり、炭素含有量が3%を超えるという記述は不適切である。鋼材のヤング係数、塑性変形、アルミニウム・亜鉛系めっき鋼板の説明は妥当である。
- 練習問題86: 自立式広告塔の細長い鋼製脚部に圧縮力が作用したところ、材料が破断する前に横方向へ湾曲し、荷重の増加が小さい段階で変形が急
正解: 1 要点: 細長い圧縮部材が、材料の圧壊に先立って横方向へ湾曲し安定を失う現象を座屈という。端部の支持条件は座屈しやすさにも影響する。
- 練習問題107: 建物壁面から張り出した広告板の点検結果について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: シーリング材は紫外線、熱、雨水などによって硬化・ひび割れ・剥離などの劣化を生じるため、継目の状態を点検する必要がある。したがって「シーリング材は紫外線を受けても材質変化が起こらないため、継目の状態を点検する必要はない」とする記述が不適切である。
- 練習問題119: 広告塔の高力ボルト接合部を施工する際の管理について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 座金やナットには取付け方向を指定されるものがあり、形状だけで向きを判断せず、製品表示や施工要領に従う必要がある。したがって「座金やナットは形状が対称であるため、締付け時の向きを確認しなくてもよい」とする記述が不適切である。
- 練習問題145: 広告塔の鋼材接合に用いる溶接について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 完全溶込み溶接は、指定された継手の全長・全断面にわたり母材を十分に溶け込ませる必要がある。継手の一部だけを施工する説明は適切でない。
- 練習問題150: 広告物工事に伴う周辺安全対策について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 建築工事で落下物による危害のおそれがある場合は、境界からの距離や高さなど法令上の条件に応じて防護措置が必要となる。8m以内・12m以上だから対象外とする記述は不適切である。
- 練習問題193: 広告物の基礎を設けるための手掘り掘削について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 砂からなる地山を手掘りする場合には、掘削面の勾配または掘削面の高さについて法令上の基準を満たす必要がある。60度・8mという条件を一般的な基準として示す記述は不適切である。
- 練習問題254: 屋外広告物に用いる材料の性質に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 屋外で用いる金属は水分や酸素などによる酸化・腐食を受けやすい。樹脂や木材もそれぞれの劣化要因があるため、単一の外観や支持条件だけで性能を断定できない。
- 練習問題258: 壁面に取り付けた広告パネルの耐風設計について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 速度圧は風速の二乗に比例するため、風速が1.5倍になると速度圧は2.25倍になる。したがって、1.5倍になるとする記述が不適切である。
- 練習問題484: スランプや空気量、供試体の養生など、コンクリートの品質を確かめる試験について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: スランプは、スランプコーンを引き上げたときにコンクリートの頂部が下がった量で、値が大きいほど軟らかく流動性が高い。値が大きいほど硬いとする記述は誤りである。供試体の所定の養生、スランプ試験の方法、エアメーターによる空気量の測定の記述は適切である。
- 練習問題590: 広告物の鉄筋コンクリート基礎における配筋検査について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: かぶり厚さは鉄筋の表面からコンクリート表面までの最短距離であり、主筋の中心から測るものではない。したがって「柱のかぶり厚さは、主筋の中心からコンクリート表面までの距離として測定する」とする記述が不適切である。
問題セット11
- 練習問題92: 看板の取付け工事における安全管理に関する記述として、労働安全衛生法令に照らして適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: つり上げ荷重5t以上の移動式クレーンの運転には、移動式クレーン運転士の免許が必要である。特別教育で運転させられるのはつり上げ荷重1t未満のものであり、1t以上5t未満は技能講習の修了が必要となる。高所の囲い・手すり、墜落制止用器具の使用、玉掛け用具の作業開始前点検は、いずれも必要な措置である。
- 練習問題161: 広告塔の改修工事で工程管理を行う。説明として適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: バーチャートは作業の開始・終了時期を把握しやすいが、作業間の複雑な依存関係を明確に示すのは得意ではない。依存関係の把握にはネットワーク工程表が適している。
- 練習問題204: 材齢28日強度や水セメント比、熱膨張係数など、広告塔の基礎コンクリートの性質について適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: コンクリートと鋼材の熱膨張係数はほぼ等しく、いずれも1℃当たり約1×10⁻⁵程度である。そのため温度変化があっても両者が一体として働き、鉄筋コンクリートが成り立つ。強度は材齢28日の圧縮強度で表し、水セメント比が大きいほど強度は下がる。初期の乾燥はひび割れの原因になるため養生が必要である。
- 練習問題245: タイル仕上げの建物に壁面広告を取り付ける。施工説明として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: あと施工アンカーは、広告物の荷重を受けられるコンクリート等の構造躯体へ定着させる。タイルや薄い外装材だけへの固定は、外装材の剥離・破損や落下につながる。
- 練習問題265: 自立広告塔の基礎工事に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 寒冷地では、地盤の凍結による凍上で基礎が持ち上げられるのを防ぐため、基礎の底面を凍結深度より深い位置に設ける。浅く設けるのは誤りである。根切り底を乱したときの処置、埋戻しの締固め、支持層に到達させる杭基礎は、いずれも基礎工事の基本である。
- 練習問題391: 広告塔撤去工事で使う建設機械と用途の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: コンクリートバイブレーターは打ち込んだフレッシュコンクリートを振動で締め固める機械であり、地盤の削孔には使わない。削孔にはアースドリルやアースオーガーなどを用いる。
- 練習問題432: 寒冷地の広告塔に使った鋼材が、目立つ塑性変形をほとんど示さず急に割れた。この現象の名称はどれか。
正解: 3 要点: 低温などで材料の変形能力が低下し、塑性変形をほとんど伴わず急激に割れるのは脆性破壊である。繰返し荷重を主因とする疲労破壊や、変形を伴う延性破壊とは区別する。
- 練習問題444: 溶融亜鉛めっき高力ボルトを用いる広告塔の接合部を検査する。説明として適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 溶融亜鉛めっき高力ボルトは、めっきによる摩擦・トルク特性の変化を考慮して締付けを管理するが、本締め方法がトルクコントロール法だけに限定されるわけではない。この限定が不適切である。
- 練習問題611: 風圧力・地震力・積雪荷重の求め方と、速度圧と風速の関係について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 速度圧は設計用風速の2乗に比例するため、風速が2倍になると速度圧と風圧力は4倍になる。風圧力は速度圧に風力係数と見付面積を乗じて求め、地震力は重量に水平震度を乗じて求める。多雪区域では積雪荷重も考慮する。
- 練習問題618: 屋外広告塔の材料選定に関する説明のうち、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 鋼は炭素含有量が約2%以下の鉄鋼材料を指し、建築用の一般鋼材の炭素量は通常それより大幅に少ない。質量でおよそ2%を一般鋼材の前提とする説明は不適切である。
- 練習問題670: 屋外広告塔の資材を建設用ウインチで搬入する場合の安全管理として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 送配電線への接近限界距離は、電圧区分などに応じて定められるため、見通しのよさだけを理由に一律の距離で管理することはできない。したがって「送配電線との離隔距離は、作業場所の見通しがよければ電圧区分にかかわらず同じ値で管理できる」とする記述が不適切である。
問題セット12
- 練習問題108: 鋼管を用いた単管足場の組立てに関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 単管足場では、建地の最高部から測って31mを超える部分の建地を原則として鋼管2本組とする。このほか、建地の間隔はけた行方向1.85m以下・はり間方向1.5m以下、地上第一の布は2m以下の位置、建地間の積載荷重は400kgを限度とする。作業床は幅40cm以上、床材間のすき間3cm以下が基準である。
- 練習問題192: 標準仕様の基礎図を用いて高さ3.6mの自立広告物を設置する。施工者の対応として適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 標準図は一定の地盤、荷重、固定条件を前提とする。実際の設置場所が前提と異なる可能性がある場合は、適用可否と構造安全性を再確認する必要がある。「標準図の適用範囲を確認したうえで、地盤、風、固定方法などが前提条件と一致するかを照合する」とする記述が適切である。
- 練習問題233: 高力ボルトによる広告塔部材の接合に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 高力ボルト摩擦接合の耐力は、締付け力だけでなく摩擦面の処理状態や滑り係数にも左右される。摩擦面を確認しなくても耐力が同じとする記述が不適切である。
- 練習問題252: 広告物の基礎および鋼製部材の施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: コンクリートの可使時間や打込み管理は、外気温、セメントの種類、運搬条件などの影響を受ける。条件によらず同一とする記述が不適切である。
- 練習問題289: 施工用語と主な関連作業の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 1 要点: 木材表面の節の補修は木工・木材加工に関する作業であり、基礎工事とは対応しない。「木材表面の節の補修―基礎工事」とする記述が誤った組合せである。
- 練習問題319: 既存コンクリート梁に接着系あと施工アンカーで看板支持金物を固定する。適切な説明はどれか。
正解: 1 要点: 接着系あと施工アンカーは、埋込み長さだけでなくアンカー間隔、へりあき、母材のひび割れ、孔の施工状態などに影響される。「必要な埋込み長さを確保しても、アンカー間隔やコンクリート端部からの距離が小さいと、耐力が低下する」とする記述が適切である。
- 練習問題353: 広告塔の基礎および使用材料に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 同じN値で比較すると、一般に粘性土地盤の方が砂質土地盤より大きな地耐力が見込まれ、砂質土の方が大きいとする記述は不適切である。溶融亜鉛めっきの耐用年数は大気環境に左右され、木材は乾湿が繰り返される部位で腐朽しやすく、異種金属の接触部ではイオン化傾向の差により一方の腐食が進む。
- 練習問題393: 看板フレームに用いる鋼材の力学的性質に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 弾性範囲では荷重を除くと元の寸法に戻るが、弾性限度を超えると永久ひずみが残る。一定荷重下で時間とともにひずみが進む現象がクリープ、弾性範囲内でも繰返し荷重により強度が低下して破壊する現象が疲労破壊である。
- 練習問題506: 沿岸部に設置する自立広告塔の風荷重に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 速度圧は基準風速の二乗に比例するため、20m/sから30m/sへの変更では速度圧は(30/20)^2で2.25倍となる。風速比の1.5倍とする記述が不適切である。
- 練習問題589: 広告塔の鉄筋コンクリート基礎に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 円柱供試体では高さと直径の比が大きいほど端面の拘束の影響が小さくなり、見かけの圧縮強度は小さくなる。高さが高いほど強度が大きく測定されるとする記述が不適切である。
- 練習問題595: 夜間作業を伴う広告塔の施工工程について、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 工程計画では、工期だけでなく作業の順序、搬入、検査、気象や夜間規制などの制約を織り込む必要がある。「許容工期、作業間の前後関係、資機材の搬入時期、天候による予備日を踏まえて工程を組む」とする記述が適切である。
問題セット13
- 練習問題67: 鉄骨の錆止め塗装に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 結露などで濡れた素地に塗装すると、付着不良や塗膜の乾燥不良を生じるため、乾燥を待ってから塗装する。素地調整後の速やかな塗装、低温・高湿時の施工条件の確認、埋込み部の扱いは施工条件として適切である。
- 練習問題251: 材料の応力度とひずみ度に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: ひずみ度は、変形量を元の長さで除した値で、単位のない量である。元の長さを乗じるとする記述は誤りである。応力度は力を断面積で除した値、ヤング係数は弾性範囲での応力度とひずみ度の比であり、降伏点を超えると除荷後も変形が残る。
- 練習問題276: アクリル・ポリカーボネート・FRPなどの樹脂とアルミニウムの性質について、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: アルミニウムの熱膨張係数は鋼材のおよそ2倍で、温度変化による伸縮が大きい。そのため、アルミ製の枠や面材では、伸縮を逃がす取付け方法を考慮する必要がある。アクリル樹脂の透明性と耐候性、ポリカーボネートの耐衝撃性、FRPの軽量・高強度の記述は適切である。
- 練習問題285: コンクリートの強度や変形に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: セメントの水和反応は温度が低いほど遅くなるため、打込み後の温度が低いと強度の発現も遅くなる。早くなるとする記述は誤りである。寒冷期には保温養生などが必要になる。単位水量と乾燥収縮、中性化の進み方、曲げ強度が圧縮強度より小さいことの記述は適切である。
- 練習問題286: 亜鉛めっき鋼材が、切口やボルト孔など被膜のない部分でも錆びにくい理由として、正しいものはどれか。
正解: 2 要点: 鋼材が錆び始めると局部電池が形成され腐食が進むが、亜鉛は鉄よりイオン化傾向が大きいため、腐食電池では亜鉛が先に溶解し鉄を守る。この犠牲防食により、被膜のない切口やボルト孔でも錆びにくい。
- 練習問題298: 看板の高所作業における安全対策に関する記述として、労働安全衛生規則に照らして適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 3m以上の高所から物体を投下するときは、適当な投下設備を設け、監視人を置くなどして労働者の危険を防止しなければならない。監視人を置けば投下設備が不要とする記述は誤りである。6.75m超でのフルハーネス型の原則、作業面の照度の確保、落下物に対する防網や立入区域の設定は、いずれも必要な措置である。
- 練習問題317: 鉄骨広告塔の圧縮材に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 圧縮材は細長比が大きいほど座屈しやすくなるため、細長比には上限(一般に200以下、柱は150以下)が設けられる。細長比を大きくするほど安全とする記述が不適切である。
- 練習問題349: 広告塔の鋼製部材に用いるボルト接合について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 繰返し荷重を受ける接合部では、普通ボルトの緩みや滑りを無視できない。荷重状態に応じて高力ボルトなど適切な接合方法を選定し、孔配置や施工条件も確認する必要がある。
- 練習問題380: 鉄骨広告塔の溶接に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 突合せ溶接は母材に近い応力伝達を行う一方、すみ肉溶接は主にのど断面でせん断力を伝える。のど厚が同じでも、応力種類ごとの耐力が一律に同じにはならない。
- 練習問題381: 屋外広告物の構造設計で考慮する荷重について、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 広告物は地震と風の双方から影響を受けるため、それぞれの荷重ケースを検討する。最大地震と最大風を常に同時作用させるという意味ではない。
問題セット14
- 練習問題52: 鉄骨架構の接合部に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 鉄骨接合部は、接合形式だけでなく、部材条件と施工品質を含めて設計・管理する。高力ボルト接合では締付け力と摩擦面、溶接接合では母材条件と溶接施工・検査が重要であり、接合形式を決めただけで管理方法が一律になるわけではない。
- 練習問題83: 鉄筋コンクリート造の梁・柱における鉄筋の継手および定着に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 鉄筋の定着長さは、鉄筋径、鉄筋とコンクリートの強度、応力状態などを踏まえて設計される。施工者が条件を無視して短縮することはできないため、「鉄筋の定着長さは、鉄筋径やコンクリートの強度、応力状態に左右されないため、同じ部材内では施工者が任意に短縮できる」とする記述が不適切である。
- 練習問題116: 屋外広告塔に用いる鋼材について、適切でない説明はどれか。
正解: 3 要点: 鋼材の構造性能は材質だけでなく、断面形状、細長比、接合方法、支持条件などにも左右される。屋外では腐食対策、高温環境では耐火対策が必要となる。
- 練習問題210: 鉄筋コンクリート部材の材料特性に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 鉄筋コンクリートは、圧縮に強いコンクリートと引張に抵抗する鉄筋を組み合わせ、付着によって両者を一体的に働かせる。かぶりは腐食防止と耐火性にも関係する。
- 練習問題358: 型枠工事に関する用語とその説明の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 3 要点: セパレーターは、対向する型枠の間隔を保持する部材であり、防錆材料ではない。せき板、フォームタイ、スペーサーの説明はそれぞれの役割と一致するため、セパレーターを防錆材料とする組合せが誤っている。
- 練習問題374: 材料のクリープに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: クリープは、一定の荷重を長時間加え続けたときに、荷重が変わらなくても時間とともにひずみが増大する現象である。短時間の荷重で最も大きく現れるとする記述は誤りである。コンクリートのたわみの増大、樹脂材料での温度の影響、除荷後に一部の変形が残ることは、クリープの性質である。
- 練習問題447: 高力ボルト摩擦接合の施工に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1 要点: 高力ボルト摩擦接合の性能は、ボルト材質だけでなく、所定の締付け力、接合面の処理、締付け手順、部材の密着状態によって左右される。したがって、「ボルトの材質が同じなら、接合面の状態や締付け順序によって接合性能は変わらない」とする記述が誤りである。
- 練習問題487: 壁面に固定した突出しサインの点検計画について、不適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 広告面が正常でも、支持金物や壁面アンカーの腐食・緩み・損傷があれば落下につながる。点検では表示面だけでなく支持構造と電気設備を確認する。
- 練習問題493: 高所に広告塔を設置する作業計画の変更について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 作業計画を変更すると、同じ機械を使用する場合でも、荷重、吊り位置、作業半径、周辺環境などの危険条件が変わり得る。したがって、変更内容に応じたリスクの再評価を省略する記述が不適切である。
- 練習問題537: 屋外広告塔の現場溶接に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 溶接条件は溶接棒の径だけでなく、母材の材質や板厚、溶接姿勢に応じて定める必要がある。開先・母材の状態確認、気象条件への対応、施工後の検査と併せて管理するため、「溶接電流や溶接速度は、母材の板厚にかかわらず溶接棒の径だけで決めればよい」とする記述が不適切である。
- 練習問題541: 屋上に設置する大型広告塔の構造計画について、適切でない説明はどれか。
正解: 1 要点: 風圧力は概ね風速の二乗に比例し、突風の影響を表すガスト影響係数が大きいほど設計上の風圧は大きく評価される。したがって、係数が大きいほど小さくなるという説明は不適切である。
- 練習問題554: 建築工事を含む広告物工事の安全管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 足場上での脚立使用は、作業主任者の確認だけで安全が確保されるものではなく、つり足場の上で脚立やはしごを用いた作業は禁止されている。根切り、火気、揚重作業でも条件に応じた危険防止措置が必要である。
問題セット15
- 練習問題28: 施工用語と関連する工事の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 2 要点: モルタル浮きは仕上げ材や下地の接着不良・剥離に関する建築仕上げ上の用語であり、電気設備工事の専門用語ではない。
- 練習問題35: 屋外広告物に作用する地震力と風圧力に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 屋上広告物や壁面広告物のように建築物に取り付ける広告物は、建築物の揺れの増幅を受けるため水平震度1.0Z以上で地震力を算定する。地上に独立して設ける広告塔は建築物の増幅を受けないため別に算定し、屋上広告物と同じ値を一律に用いるとする記述が不適切である。
- 練習問題142: 高力ボルトの種類と締付けの管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: トルシア形高力ボルトは、所定の張力に達すると先端のピンテールが破断する仕組みで、ピンテールの破断によって締付けの完了を確認する。ピンテールが残っていれば完了とする記述は誤りである。F10Tの使用、トルクコントロール法、ナット回転法の記述は適切である。
- 練習問題175: 鉄筋コンクリートの構造上の性質に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: コンクリートは引張に弱いため、梁では引張力が生じる側に主筋を配置し、鉄筋に引張力を負担させる。圧縮側にだけ配置すればよいとする記述は誤りである。あばら筋によるせん断補強、コンクリートによる圧縮力の負担、アルカリ性による鉄筋の防せいの記述は適切である。
- 練習問題211: 鉄筋の継手・定着に関する施工上の記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 柱主筋の継手を同一断面に集中させると、同じ位置に弱点が重なり、構造上不利になる。継手位置は原則として分散させる。
- 練習問題238: 建物の外壁に固定された箱型看板の維持管理について、適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 壁面看板では、外装パネルの接合部や押さえ金物に緩み・変形・シール劣化が生じると、風圧や雨水の影響で破損や内部腐食が進むおそれがある。したがって、これらを重点確認する記述が適切である。
- 練習問題277: 合成樹脂の分類と性質に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 加熱で軟化し、冷却後に再加熱して成形できるのは熱可塑性樹脂である。熱硬化性樹脂は硬化後に再加熱しても容易には再成形できない。
- 練習問題442: 鉄骨のさび止め塗装に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 鋼材表面温度が高すぎると、塗料の急乾燥や溶剤の揮発によって泡・ピンホールなどの塗膜欠陥が生じやすい。高温時は塗料仕様を確認し、通常どおり施工できるとは限らない。
- 練習問題635: 鉄骨の製作工場での品質管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 部材の曲がりやねじれは、製品検査で許容差の範囲にあるかを確認し、必要があれば工場で矯正してから出荷する。建方のときにまとめて修正すればよいとする記述は誤りである。ミルシートによる材質の確認、溶接前の開先の検査、製品の寸法検査は、工場での品質管理として適切である。
- 練習問題650: 地盤と材料に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 標準貫入試験のN値は、ハンマーの打撃でサンプラーを30cm貫入させるのに要した回数で、値が大きいほど地盤は締まっていて硬い。N値が大きいほど軟らかいとする記述は誤りである。平板載荷試験による支持力の確認、緩い砂質地盤の液状化、黒皮のはがれによる局部腐食の記述は適切である。
- 練習問題665: 広告塔の支持部材と鉄骨製作図に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1 要点: ねじりに対しては、断面が連続して閉じている角形鋼管や円形鋼管の方が、同程度の鋼材量のH形鋼などの開断面材より一般に高い抵抗を示す。H形鋼の方が大きいとする記述が誤りである。
問題セット16
- 練習問題34: SD345の表示や定着長さ、鉄筋のあき、表面のさびなど、基礎の鉄筋について適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 浮きさびや泥、油などはコンクリートとの付着を妨げるため、打込み前に除去しなければならない。浮きさびを残したまま打ち込むとする記述は誤りである。SD345の数値は降伏点の下限値を表し、定着長さはコンクリート強度が高いほど短くできる。鉄筋のあきは粗骨材の寸法などを考慮して確保する。
- 練習問題40: 鋼製部材の溶接施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 部分溶込み溶接は、継手の断面の一部だけを溶け込ませる溶接であり、全断面を溶け込ませる完全溶込み溶接とは異なる。有効のど厚が小さいため、完全溶込み溶接と同じ強度は見込めない。防風措置、溶接棒の乾燥、外観検査の記述は適切である。
- 練習問題42: 二種類の鋼材の引張試験結果を比較している。応力度とひずみ度の関係に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1 要点: 比例限度内では応力度とひずみ度が比例し、その比が弾性係数である。弾性係数が大きい材料ほど、同じ応力度に対する変形は小さい。
- 練習問題162: 高さの異なる広告塔の風荷重を検討している。風力に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 速度圧は風速の二乗に比例するため、風速の増加を同じ割合で速度圧に置き換えることはできない。
- 練習問題199: 海岸近くの広告塔に用いる材料の性質について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: アクリルは吸水しにくいものの、温度や湿度による寸法変化が全くなくなるわけではないため、屋外用途では変形を考慮する。
- 練習問題212: 屋上広告塔の改修計画に関する設計図書を確認している。構造設計について、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 建築基準法第2条第12号は、設計図書を工事用の図面(現寸図等を除く)及び仕様書と定めており、構造計算書は含まれない(建築士法第2条第6項も同旨)。構造計算書は構造の安全を確かめた結果を示す別の書類として扱われるため、設計図書の一部に当たるとする記述が不適切である。
- 練習問題220: 鉄骨製の広告フレームを工場製作する。製作・接合に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 薄板でせん断孔を採用できる場合でも、適用条件や孔周辺の状態を確認する必要があり、板厚だけを理由に無条件で採用することはできない。
- 練習問題428: 鉄骨の高力ボルト接合の施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: ガス切断で孔を広げると、孔の周囲の材質が変化し、孔の形状も不正確になって所定の性能が得られない。孔の食い違いはリーマ掛けで修正するなどし、ガス切断による孔の拡大は行わない。トルシア形の締付け確認、ドリルによる孔あけ、肌すき1mm超でのフィラープレートの挿入は適切である。
- 練習問題455: 高所に看板を取り付ける現場の安全管理について、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 部品や工具の固定状態は作業の進行や位置変更で変化するため、開始時だけでなく作業中も再確認する必要がある。
- 練習問題552: 広告塔や看板に使う材料に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: アクリル樹脂は熱可塑性樹脂で、加熱すると軟らかくなるため、看板の表示面や箱文字などで加熱による曲げ加工が広く行われる。熱硬化性とする記述は誤りである。亜鉛めっきの犠牲防食、熱硬化性樹脂の性質、木材の繊維方向による強さの違いの記述は適切である。
問題セット17
- 練習問題191: 鉄筋コンクリート造の広告塔基礎の配筋に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: コンクリートの中性化は表面から内部へ進むため、かぶり厚さが小さいほど早く鉄筋の位置に達し、鉄筋が腐食しやすくなる。期間が長くなるとする記述は誤りである。かぶり厚さは耐久性・耐火性の確保に関係し、異形鉄筋は丸鋼より付着力が大きい。継手は応力の小さい位置に設ける。
- 練習問題209: 看板フレームの高力ボルト摩擦接合に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 一群の高力ボルトは、継手の中央から外側に向かって締め付ける。外側から締めると板の中央部が浮いて密着せず、所定の摩擦力が得られないおそれがある。摩擦接合は接合面の摩擦で力を伝える方式で、摩擦面の処理、一次締め・マーキング・本締めの手順が重要である。
- 練習問題246: 広告板を支える梁に等分布荷重が作用するとき、たわみが大きい順の組合せとして正しいものはどれか。片持ち梁(自由端)、両端ピ
正解: 4 要点: 等分布荷重を受ける梁では、自由端を持つ片持ち梁のたわみが最も大きく、両端ピン支持、一端固定・他端ピン支持、両端固定の順に拘束が強くなり、たわみは小さくなる。
- 練習問題256: 屋外広告の材料選定に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 一般に広葉樹材の方が針葉樹材より重く堅く、針葉樹は軽くて加工しやすいものが多い。針葉樹を重く堅いとする記述が不適切である。アクリル板の吸湿による寸法変化、塩化ビニル系ラッピングフィルム、めっき鋼板の耐食性の違いは材料選定上の一般的な整理である。
- 練習問題263: 高さ18mの自立式広告塔の構造計算に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 屋上広告物や壁面広告物のように建築物に取り付ける広告物の地震力は水平震度1.0Z以上で算定するが、地上に独立して設ける自立式広告塔は建築物の揺れの増幅を受けないため、この値をそのまま準用しない。よって「屋上広告物の地震力算定に用いる水平震度は1.0Z以上とし、自立式広告塔にもこれを準用する」とする記述が不適切である。
- 練習問題320: 既設の壁面広告を改修する現場で、図面と躯体の位置が一致しないことが分かった。対応として適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 図面と現場の不一致は、現場責任者の資格だけを根拠に独断で処理せず、設計者や監理者へ報告して安全性と施工方法を協議する必要がある。既設広告の改修では腐食点検、作業環境、落下防止も併せて管理する。
- 練習問題348: 屋外広告の施工手順に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 鉄筋継手は、部材に生じる応力が小さい位置に設けるのが基本である。湿った溶接棒は所定の乾燥管理が必要で、アクリル板などは熱伸縮を考慮して固定する。また、めっき鋼材の耐久性は環境条件で変わる。
- 練習問題504: ブローホールやアンダーカットなどの溶接欠陥と、その検査・防止策について、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: ブローホールは、溶接金属の内部に気体が閉じ込められてできる球状の空洞(気孔)であり、表面の割れではない。内部にあるため目視では見つけにくく、放射線透過試験や超音波探傷試験などで検出する。アンダーカットは止端部の溝状の欠陥であり、低温時の溶接では予熱などで割れを防ぐ。
- 練習問題526: 広告塔の施工現場における工程・材料管理として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 鉄筋は土や水分による汚れ・腐食を避けるため、地面から浮かせて保管する。溶剤は換気と火気管理を行い、基礎工事には余裕を持たせ、複雑な工程には工程間の関係を示せる表を使う。
- 練習問題616: 広告塔の基礎施工に関する用語の説明として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 地業は基礎を支える地盤を整える作業を指す。掘削側面を矢板や切ばりで保持するのは山留めであり、地業の説明ではない。根切りは掘削、建て方は骨組みの組立てを表す。
- 練習問題675: 鉄骨造の自立広告塔の製作と防せいに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: さび止め塗装の効果は、黒皮やさび、油分を除く素地調整の良否に大きく左右される。素地調整を省いて塗膜を厚くしても、塗膜の下でさびが進行して早期にはがれるおそれがある。溶融亜鉛めっきは屋外鉄骨の防せいに適し、閉鎖形部材には孔を設ける。アンカーボルトは打込み時に固定する。