問題セット10
- 練習問題15: 屋外広告物の規制の事務を担う地方公共団体に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 屋外広告物の規制は、屋外広告物法に基づいて都道府県、指定都市、中核市などの地方公共団体が条例を定めて行うもので、国土交通大臣が個々の広告物の許可を行うわけではない。指定都市・中核市による事務の処理、事務処理の特例による市町村の処理、景観行政団体である市町村の処理の記述は適切である。
- 練習問題33: 景観に配慮した屋外広告物の掲出場所や方法に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 歴史的な寺社の参道では、建物の屋上に大型の電飾看板を設けると、伝統的な街並みや境内の雰囲気を大きく損なう。広告物は控えめな規模と落ち着いた素材・色彩とし、周囲の建物に調和させることが望ましい。眺望の要となる場所での掲出の抑制、田園での看板の集約・縮小、夜景への照明の調和は適切である。
- 練習問題56: 屋外広告物法の目的と、その運用上の留意点に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 屋外広告物法は、良好な景観の形成、風致の維持、公衆に対する危害の防止を目的とし、屋外広告物の表示や掲出物件の設置・維持、屋外広告業について必要な規制の基準を定めている。あわせて、法と条例の適用に当たっては、国民の政治活動の自由その他の基本的人権を不当に侵害しないよう留意しなければならないとされている。
- 練習問題66: 広告物に使用される金属材料に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 一般的な鉄筋は低炭素鋼であり、炭素含有量が3%を超えるという記述は不適切である。鋼材のヤング係数、塑性変形、アルミニウム・亜鉛系めっき鋼板の説明は妥当である。
- 練習問題74: 路線バスの車体広告を更新する際のデザイン方針として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 車体広告は目立つことだけでなく、運行上の安全、機能表示の識別性、沿道景観や利用者への印象に配慮する必要がある。威圧感や不快感を意図的に強める方針は適切でない。
- 練習問題86: 自立式広告塔の細長い鋼製脚部に圧縮力が作用したところ、材料が破断する前に横方向へ湾曲し、荷重の増加が小さい段階で変形が急
正解: 1 要点: 細長い圧縮部材が、材料の圧壊に先立って横方向へ湾曲し安定を失う現象を座屈という。端部の支持条件は座屈しやすさにも影響する。
- 練習問題103: 広告の定義と、関連する活動との違いに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 広告は、明示された広告主が、選択した市場に向けて、アイデア、商品、サービスなどを告知し説得する、有料で非人的な提示・促進の活動と定義される。アイデアや考え方を伝える活動(意見広告や公共広告など)も広告に含まれる。商品やサービスに限られるとする記述は誤りである。
- 練習問題107: 建物壁面から張り出した広告板の点検結果について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: シーリング材は紫外線、熱、雨水などによって硬化・ひび割れ・剥離などの劣化を生じるため、継目の状態を点検する必要がある。したがって「シーリング材は紫外線を受けても材質変化が起こらないため、継目の状態を点検する必要はない」とする記述が不適切である。
- 練習問題109: 安全委員会・衛生委員会や衛生管理者に関する記述として、労働安全衛生法令に照らして適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 安全委員会や衛生委員会の委員は、議長を除く半数について、労働者の過半数で組織する労働組合(ない場合は労働者の過半数を代表する者)の推薦に基づき指名しなければならない。すべて事業者が指名する者でよいとする記述は誤りである。毎月1回以上の開催、衛生管理者の週1回以上の巡視、議事の記録の3年保存の記述は適切である。
- 練習問題119: 広告塔の高力ボルト接合部を施工する際の管理について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 座金やナットには取付け方向を指定されるものがあり、形状だけで向きを判断せず、製品表示や施工要領に従う必要がある。したがって「座金やナットは形状が対称であるため、締付け時の向きを確認しなくてもよい」とする記述が不適切である。
- 練習問題121: 屋外広告業の登録有効期間に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 屋外広告業の登録期間は法令上5年とされ、都道府県が地域の判断だけでこれを短縮することはできない。
- 練習問題126: 屋外広告メディアに関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 車内のすべての広告媒体を同一の広告で統一する手法はメディアジャック(トレインジャック)であり、タウンジャックは駅や街全体の媒体を同一広告主で統一する展開を指す。可変表示、停留所広告、工事仮設面の活用の説明は適切である。
- 練習問題145: 広告塔の鋼材接合に用いる溶接について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 完全溶込み溶接は、指定された継手の全長・全断面にわたり母材を十分に溶け込ませる必要がある。継手の一部だけを施工する説明は適切でない。
- 練習問題150: 広告物工事に伴う周辺安全対策について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 建築工事で落下物による危害のおそれがある場合は、境界からの距離や高さなど法令上の条件に応じて防護措置が必要となる。8m以内・12m以上だから対象外とする記述は不適切である。
- 練習問題165: 建築基準法の監督と維持管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 建築基準法は、工事の施工者に、工事現場の周辺の危害を防止するため必要な措置を講じることを求めている。確認の表示は別の義務であり、表示をしていれば危害防止の措置が不要になるわけではない。定期報告、施工停止命令、緊急時の仮の命令の記述は適切である。
- 練習問題172: 道路占用許可の申請書に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 道路占用許可申請書には、占用の目的・期間・場所に加え、工事を伴う場合の実施方法や道路の復旧方法など、政令で定める事項も記載する必要がある。
- 練習問題193: 広告物の基礎を設けるための手掘り掘削について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 砂からなる地山を手掘りする場合には、掘削面の勾配または掘削面の高さについて法令上の基準を満たす必要がある。60度・8mという条件を一般的な基準として示す記述は不適切である。
- 練習問題254: 屋外広告物に用いる材料の性質に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 屋外で用いる金属は水分や酸素などによる酸化・腐食を受けやすい。樹脂や木材もそれぞれの劣化要因があるため、単一の外観や支持条件だけで性能を断定できない。
- 練習問題258: 壁面に取り付けた広告パネルの耐風設計について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 速度圧は風速の二乗に比例するため、風速が1.5倍になると速度圧は2.25倍になる。したがって、1.5倍になるとする記述が不適切である。
- 練習問題295: 商業施設の入口案内を歩行者向けに設置する場合、視認性と誘目性に関する記述として適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 誘目性は対象へ注意を向けさせる性質、視認性は対象を見分け読み取るしやすさである。誘目性が高くても、判読に必要なサイズやコントラストが不足すれば案内は読めない。
- 練習問題304: 屋外広告業の登録申請に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 2 要点: 屋外広告業の登録では、営業所ごとに業務主任者を選任していることが要件となる。法人単位の一括選任や、外部委託による代替は認められない。
- 練習問題316: 自治体が新しいブランド方針を策定する場合のCI計画に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: CIはCorporate Identityの略称で、理念、組織行動、視覚表現などを統合し、組織として一貫した認識を形成する計画である。
- 練習問題382: 市が駅前の屋根付き待合スペースに広告を導入する場合の説明として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 民間広告を公共空間に導入しても、景観・安全・公共性に関する行政上の審査や施設管理者の責任は残る。収益契約だけで審査を省略することはできない。
- 練習問題388: 色覚特性の異なる利用者にも伝わる屋外広告の設計として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 色覚の多様性に配慮するには、色だけに頼らず文字、形、明度差、パターンを併用する。色覚障がいの大半は赤と緑の識別が困難なタイプで、モノトーンに限定する必要はない。
- 練習問題430: 景観地区と準景観地区に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 景観地区は、市町村が都市計画に定める地域地区である。都道府県だけが定め市町村は関与できないとする記述は誤りである。景観地区では形態意匠の制限を市町村長の認定で担保し、高さの限度なども定められる。準景観地区は、都市計画区域・準都市計画区域の外の景観計画区域内で市町村が指定する。
- 練習問題468: 禁止物件における広告物表示の例外に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 禁止物件では表示が原則として制限されるが、公益上必要な施設等について、知事の指定と規則上の基準適合を条件に寄贈者名等の表示を認める限定的な例外がある。
- 練習問題474: 人の目をカメラにたとえたとき、レンズのピント調節に相当する働きをする部分として、最も適切なものはどれか。
正解: 3 要点: 水晶体は、毛様体の筋肉の働きで厚さを変え、見る物の距離に応じてピントを合わせる。カメラのレンズのピント調節に相当する。虹彩は絞り、網膜はフィルムや撮像素子、視神経は情報を脳へ送る経路に当たる。
- 練習問題484: スランプや空気量、供試体の養生など、コンクリートの品質を確かめる試験について、適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: スランプは、スランプコーンを引き上げたときにコンクリートの頂部が下がった量で、値が大きいほど軟らかく流動性が高い。値が大きいほど硬いとする記述は誤りである。供試体の所定の養生、スランプ試験の方法、エアメーターによる空気量の測定の記述は適切である。
- 練習問題521: 可視光線より波長の短い電磁波に当たらないものはどれか。
正解: 3 要点: 可視光線(おおむね380〜780nm)より波長が短い側には、紫外線、X線、γ線がある。赤外線は可視光線の赤より波長が長い側にあり、可視光線より波長の短い電磁波には当たらない。
- 練習問題527: 屋外広告の配色と視知覚に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 同化は隣接する色の性質が互いに近づいて感じられる現象で、明度差を強める対比とは異なる。広告では同化と対比を区別して判読性を評価する必要がある。
- 練習問題540: 施設の案内サインの計画に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: サインを必要以上に多く設置すると、情報が重複して周囲の景観を乱し、かえって必要な情報が見つけにくくなる。利用者の動線上の判断が必要な位置に、必要な情報を体系的に配置することが大切である。車いす使用者の視点への配慮、明度差の確保、多言語表記とピクトグラムの併用は適切である。
- 練習問題553: 屋外広告の画面製作材料に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 4 要点: 金属エッチングは腐食によって文字や図柄を形成するため、凹凸、反射、明暗の出方を考慮しないと文字が背景に埋もれることがある。材料特性だけでなく判読性も設計する。
- 練習問題569: 屋外広告物法第7条に基づく違反広告物への措置に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 2 要点: 知事は、条例に違反した広告物や掲出物件について、倒壊のおそれの有無にかかわらず、表示や設置の停止を命じ、または相当の期限を定めて除却その他の必要な措置を命じることができる。倒壊のおそれがある場合に限るとする記述は誤りである。措置命令の相手方、確知できない場合の費用負担、措置の内容の記述は適切である。
- 練習問題590: 広告物の鉄筋コンクリート基礎における配筋検査について、次の記述のうち適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: かぶり厚さは鉄筋の表面からコンクリート表面までの最短距離であり、主筋の中心から測るものではない。したがって「柱のかぶり厚さは、主筋の中心からコンクリート表面までの距離として測定する」とする記述が不適切である。
- 練習問題604: 行政上の義務の実現の手段に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 代執行は、他人が代わって行うことのできる義務(違反広告物の除却など)を、行政庁が自ら行うか第三者に行わせ、その費用を義務者から徴収する手続である。義務者の身体を拘束して作業させるものではない。即時強制、直接強制、執行罰の説明は適切である。
- 練習問題606: 屋外広告物の日常の維持管理に関する記述として、適切でないものはどれか。
正解: 1 要点: 屋外広告物は、設置後の年数にかかわらず、定期的に点検して劣化や損傷を早期に見つけ、補修することが求められる。設置から10年は点検不要とする記述は誤りである。表示面の汚れや退色への対応、照明の不具合の解消、強風前の固定状態の確認は、日常の維持管理として適切である。
- 練習問題610: 歴史的な商店街に設置する高さのある広告塔について、景観シミュレーションの方法として適切でないものはどれか。
正解: 3 要点: 景観シミュレーションは広告物単体の見え方ではなく、視点場、距離、時間帯、照明、周辺建築や樹木などの背景を含めて行う。
- 練習問題657: まちのにぎわいに広告物を生かすための広告物活用地区について、指定の趣旨や特例の説明として適切でないものはどれか。
正解: 4 要点: 広告物活用地区は、広告物を生かした街並みづくりのため、一定の特例を設ける地区である。ただし、特例を受けるには景観上・安全上支障がないことについて知事の確認を受ける必要があり、区域内の広告物が許可も確認も不要になるわけではない。区域の趣旨、突出広告の特例、禁止地域・場所以外に指定することの記述は適切である。
- 練習問題662: 屋外広告物条例ガイドラインで表示が禁止される広告物(禁止広告物)に当たるものはどれか。
正解: 3 要点: ガイドラインの禁止広告物は、著しく汚損・退色・はく離したもの、著しく破損・老朽化したもの、倒壊や落下のおそれがあるもの、信号機や道路標識に類似するもの、道路交通の安全を阻害するおそれのあるものなど、広告物の状態や安全に着目して定められている。支柱が腐食して倒れるおそれのある看板はこれに当たる。
- 練習問題673: 屋外広告業者の営業所における記録・届出義務に関する記述として、適切なものはどれか。
正解: 1 要点: 屋外広告業者は営業所ごとに帳簿を備え、所定事項を記録・保存する義務を負う。これに関する違反には、条例の定めにより過料が科される場合がある。